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クラフトジンはもう流行っている!日本でいま最も熱い?北海道十勝のクラフトジンを紹介。

クラフトジンブームがはじまって10年以上。世界的に人気が高まりつつある「クラフトジン」が、いま北海道十勝で熱いんです。通常のジンに比べて個性が強く、銘柄ごとに異なる香りや風味が楽しめるのが魅力のクラフトジンの基礎から、日本や海外の代表的な銘柄、そして注目を集める北海道十勝のクラフトジンを紹介!クラフトジンの世界を体験してみたい方、流行りのクラフトジンに興味がある方に向けて、詳しく解説します。クラフトジンはもう流行っているんです。最後に【先行販売】元公務員が造る、北海道十勝の素材を使った初回限定レシピのクラフトジンについても紹介しています。

クラフトジンとは?まだ流行っていない?


クラフトジンとは、作り手が素材や製法に強いこだわりを持って造り出した個性豊かなジンのこと。通常のジンと異なり、小規模な蒸留所が地元の素材を活かし、独自のボタニカル(香草やスパイスなど)を使って製造しています。特に、日本では各地の特産品をボタニカルに使用したクラフトジンが登場しており、ジンの魅力が広がりつつあるんです。

クラフトジンの基本要素

もう少し詳しく話すと、クラフトジンは「ジュニパーベリー」という植物の実が必ず含まれており、これがジン特有の香りを生み出します。ジュニパーベリーの清々しい香りをベースに、さまざまなボタニカルが組み合わされて複雑な香りや風味が生まれるのが特徴です。ジンの味わいや香りはボタニカルの組み合わせによって無限に広がり、クラフトジンはその創造性の結晶ともいえます。

ちなみに、ボタニカル(botanical)とは、「植物の~」や「植物からつくられた」という意味。つまり、ボタニカルとは「植物由来の成分」を含むもの全般を指すんです。

クラフトジンとスタンダードジンの違い

スタンダードなジンは、基本の風味をしっかりと残すため、主にジュニパーベリーが使われ、製造の規格もある程度決まっています。

一方、クラフトジンは、伝統的な製法に加え、地域の特色や生産者のこだわりを強く反映させています。日本のクラフトジンでは、日本酒や焼酎をベースにしたものや、柚子、山椒など和の食材を使ったものもあり、バラエティ豊かなラインナップが魅力です。

クラフトジンブームは2008年

クラフトジンのブームは、2008年にロンドンでシップスミスが蒸留免許を取得したことから始まったとされています。このシップスミス蒸留所は、ロンドンでは実に200年ぶりに新設された蒸留所で、その後のクラフトジン業界に多大な影響を与えたブランド。

シップスミスは、2009年に初めてロンドンドライジンを世に送り出し、従来の「ロンドンドライジン」の技術や製法を継承しながらも、独自の個性を生かしたクラフトジンづくりを追求してきました。

シップスミスが採用するのは、純銅製の単式蒸留器を使い、すべてのボタニカル(香味素材)を「ワンショット製法」で一度に蒸留するという製法。

ここでのボタニカルは10種類が使われ、複雑で深みのある味わいを生み出すために絶妙に組み合わされています。この「ワンショット製法」では、蒸留後に水以外のものを加えることなく、すべての風味が凝縮され、純粋で本格的なジンを提供しています。

ロンドンドライジンの歴史はさらに古く、16世紀のオランダにルーツがあり、当時は「ジュネヴァ」としてジュニパーベリーを使った薬用酒とされていましたが、イギリスに伝わってから「ジン」として人気を博します。

18世紀に連続式蒸留器が開発されるまでは、ジンは単式蒸留で雑味が残るものしか作られませんでしたが、連続式蒸留技術によって純度が高く、クリアな味わいのジンが可能になりました。これが「ロンドンドライジン」の始まりです。

ロンドンドライジンは、砂糖などの甘味を一切加えないドライな味わいが特徴で、世界中のジンの基準ともいえる存在になっています。

シップスミスは、このロンドンドライジンの伝統を守りつつ、クラフトジンとして独自の個性を追求し、その後のクラフトジンブームの火付け役となりました。これで少し博学になりましたね。それでは、クラフトジンをもっと楽しんでいきましょう。

クラフトジンの魅力は食事との相性が◎

クラフトジンの魅力は、料理との相性の良さ、豊かな個性、そして多様な飲み方で楽しめる点にあります。

魅力①:食事との相性が抜群

クラフトジンは、食前酒や食後酒としてだけでなく、食事と合わせても美味しくいただけるのが特徴です。特にスパイシーな料理とは相性が良く、ジンののどごしがさっぱりとしているため、どんな料理ともバランスよく楽しめます。まさに食中酒としても活躍するお酒です。

魅力②:豊かな個性が味わえる

クラフトジンのもうひとつの魅力は、地域ごとに異なるボタニカル(香味素材)を使うことで生まれる個性です。日本産のクラフトジンでは、柚子やみかん、泡盛など、その土地ならではの食材が使われており、地域ごとにユニークな味わいが楽しめます。自分好みの味を探す楽しみも加わり、選ぶ楽しさが広がります。

魅力③:世界中で親しまれる多様な楽しみ方

ジンは世界各地で愛されるお酒で、ストレートやロック、ソーダ割、トニックウォーター割など、飲み方のバリエーションも豊富です。飲み方によってジンの味わいが変わり、同じ銘柄でも異なる表情を楽しめるので、飽きることがありません。
クラフトジンは、さまざまなシーンでその魅力を発揮し、多くの人に親しまれるお酒です。

クラフトジンの楽しみ方を伝授


クラフトジンは、飲み方によって風味が引き立つため、楽しみ方も幅広くあります。以下に代表的な飲み方をご紹介します。

1 ジントニックで爽やかに

ジンの基本的な飲み方として最もポピュラーなのがジントニックです。クラフトジンならではのフルーティーやシトラス系のジンを使うと、香りと甘みが加わり、爽やかな飲み口になります。柚子やレモンのボタニカルが入ったジンは、特にジントニックとの相性が抜群です。

2 ジンソーダでキリっと引き締める

クラフトジンの個性を楽しむなら、シンプルなジンソーダもおすすめです。ウッディやスパイシーな風味を持つジンは、炭酸で割ることで飲みやすくなり、食事と合わせやすくなります。

3 ロックやストレートで味わい深く

クラフトジンの本格的な味わいを感じたい方には、ロックやストレートで飲むのがおすすめです。ボタニカルの香りがダイレクトに感じられるため、ハーブやフローラル系のジンを選ぶと、飲むごとに異なる香りが広がります。

まずは海外の代表的なクラフトジンをためそう

クラフトジンの人気は世界各地に広がり、ユニークな銘柄が誕生しています。中でも、イギリス、アメリカなどではクラフトジンの蒸留所が増えており、各国で個性的なクラフトジンが作られています。

タンカレー(イギリス)

イギリスのジンの代表格で、上品な香りと滑らかな口当たりが特徴です。多くのクラフトジンの基礎とも言われる、バランスの取れた味わいで、初心者にもおすすめです。

ビーフィーター(イギリス)

柑橘系の香りが特徴で、ジントニックにすると爽快な味わいになります。ジンの歴史を知るためにも一度は飲んでおきたい一品です。

ヘンドリックス(スコットランド)

ローズやキュウリの香りが独特なヘンドリックスは、アロマティックな香りが魅力で、ロックでもジントニックでも美味しくいただけます。

日本のクラフトジンも負けてません!おすすめ銘柄を紹介

日本のクラフトジンは、地域の特産品や和の要素を取り入れたものが多く、独自の進化を遂げています。以下に、日本を代表するクラフトジンをいくつか紹介します。

サントリー「ROKU(六)」

日本を代表するクラフトジンとして名高いのが、サントリーの「ROKU」。ボタニカルには、桜、玉露、山椒、柚子など、和の食材が多く使用されており、日本らしさを感じられる仕上がりです。六角形のボトルデザインや和紙のラベルも特徴で、日本文化の美しさが詰まった一本です。(画像はプレスリリースから)

ニッカ「カフェジン」

ニッカウヰスキーが製造する「カフェジン」は、伝統的なカフェスチルで蒸留されたプレミアムなクラフトジンです。柚子や山椒、甘夏など日本の素材が香るジンで、トニックウォーターやライムで爽やかなジントニックとして楽しむのがおすすめです。(画像はプレスリリースから)

北海道十勝で生まれた今最も熱いクラフトジン

今、日本国内でも特に注目を集めているのが北海道十勝で造られるクラフトジンです。農業王国「十勝」だからこそ!地域の特色や地元産の素材がふんだんに使われ、十勝の風土を感じられるジンが数多く登場しているんです。

天使のジン(積丹スピリット)

十勝・陸別町産のトウキ葉をボタニカルに使用した「天使のジン」。トウキ葉の爽やかで少しスパイシーな香りが特徴で、肉料理やトマトを使った料理との相性が良いとされています。スムーズな飲み口で、ジントニックとして飲むとその個性的な香りが一層引き立ちます。

作ったのはこの人!

北海道の土壌は農薬を使わずに、漢方薬の元になる薬用植物を栽培できるくらい優良な土地ということは、ご存知ですか。薬用植物は、ハーブのように薬以外の活用方法もありますが、加工するのが難しく、取り扱う人は少ないのが現状です。今回は、大都市から北海道十勝に移住し、栽培から商品加工までに取り組む日向優さんをご紹介。彼は、陸別産の薬用植物トウキ葉を使用したクラフトジンを商品化。商品名は「北海道陸別町 天使のジン」。大注目の日向さんです!

■商品詳細
「北海道陸別町 天使のジン」
品目:スピリッツ
品名:ジン
内容量:100ml
アルコール分:45%
原材料名:醸造アルコール(国内製造)
製造者:株式会社積丹スピリット
製造所:Distillery Shakotan Blue(北海道積丹郡積丹町大字野塚町字ウエント229-1)

 

明時(AKATOKI)(十勝平野蒸留所)先行販売


北海道十勝平野を舞台に、新たな風を吹き込むクラフトジン蒸留所が誕生しました。その名も「十勝平野蒸留所」。幕別町に拠点を構えるこの蒸留所では、十勝産の小豆やラズベリー、さらに珍しい十勝産のきのこを含む24種類のボタニカルを使用したジン「明時(あかとき)」を製造。このジンはフローラルでオリエンタルな香りが広がり、複雑かつ奥深い味わいが楽しめる、まさに「十勝」の表情が凝縮された逸品です。

地元への愛が生み出す唯一無二のクラフトジン

代表の宮澤嘉裕氏は、かつて池田町役場に勤めていた元公務員。そのキャリアは意外な経緯を辿ります。彼は池田町のワイン事業に携わった経験から、十勝の恵みを活かしたお酒を造りたいとの思いを抱き、この蒸留所を立ち上げました。宮澤氏と共に、同じく元公務員であり長年ワインの製造に携わってきた齋藤良市氏が蒸留技士を務めています。彼らは、十勝の豊かな自然とその地で培われた「フロンティアスピリット」を、この一杯に込めました。

クラウドファンディングで初回限定「明時 -LIMITED EDITION-」を支援

今回、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて、初回限りの特別レシピで製造された「明時 -LIMITED EDITION-」が先行販売されます。この限定版は、ゴールドの箔押しが施された特別ラベルで、初回ならではの重みを感じさせる仕上がりです。また、十勝平野の味わいをボトルに詰め込んだこのジンは、ストレートやロックでじっくり味わうのがオススメ。フローラルで複雑な香りが幾層にも重なる、極上のひとときをお楽しみいただけます。

宮澤氏の「一本の瓶に”十勝”の様々な表情を感じられるお酒を造りたい」という想いが実現されたジン「明時」。この機会に限定版を支援し、十勝の自然と情熱が詰まったクラフトジンの第一歩を応援してみてはいかがでしょうか?

クラフトジンで日常に華やぎを

クラフトジンは、飲むたびに異なる香りと味わいが楽しめ、個性的な魅力にあふれています。特に北海道十勝産のクラフトジンは、日本ならではの食材やボタニカルを活かし、他にはない風味を持つジンとして注目を集めています。

飲み方も自由自在で、自分好みの一杯を楽しむことができるクラフトジン。特別なひとときや、日常に少し華やかさを添えたいときにぴったりです。ぜひ、クラフトジンを手に取って、その魅力を存分に味わってみてください。

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AIKO

AIKO

SUMAHIRO専属ライター

東京都出身。大学卒業後にタイ・バンコクへ留学。卒業後はタイの広告代理店でライター兼コピーライターとして活躍。2018-19年の1年間をフリーライターとして世界一周。2019年に本帰国。旅行、テクノロジー系の記事が得意。趣味は旅行とゴルフとロードバイク。2023年1月からSUMAHIRO専属ライター。

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