スペイン北部のサン・セバスチャン市が「美食の聖地」として知られるようになるまでの地域再生事業を題材に、十勝の未来を共に考えるトークイベントが12月13日に開催されます。本イベントは、スペイン大使館経済商務部の内田瑞子氏を講師に迎え、美食を活用した地域の活性化や観光振興の事例を学ぶ機会となります。
【美食都市アワード2024】
サン・セバスチャンが示す地域再生のヒント
サン・セバスチャン市は、かつて観光客減少や経済停滞といった課題を抱えていましたが、美食を中心に地域再生を成功させ、今では世界的な観光地として名を馳せています。この地域再生のプロセスは、食材、文化、観光資源をいかに連携させるかを考える上で、日本の地方都市にとっても重要な示唆を与えてくれます。
「美食都市アワード2024」で帯広が美食都市に
帯広市は今年10月、「美食都市アワード」を日本で初めて受賞しました。この背景には、地域の食材の豊かさと、それを活かす料理人や生産者の努力があります。本イベントでは、スペインの事例を参考にしながら、十勝の持つ可能性をさらに引き出し、地域全体で「美食の価値」を高める取り組みを模索します。
特別ゲストによるトークセッション
イベント後半には、十勝の文化、観光、経済を牽引するリーダーたちを迎え、熱い議論を繰り広げます。登壇者には、地域に根差した事業を展開する藤丸株式会社の村松一樹氏、満寿屋商店の杉山雅則氏、前田農産食品株式会社の前田茂雄氏などが名を連ねます。ファシリテーターを務めるのは、十勝シティデザイン創設者の柏尾哲哉氏です。
さらに、イベントの最後には、参加者同士やゲストと交流できる懇親会も予定されています。これを機に、新たなつながりやアイデアが生まれる場になることが期待されています。
開催概要
- 日時:2024年12月13日(金)午後5時~午後7時
- 場所:帯広市市役所 10階 第5A・5B会議室
- 参加費:無料
- 申込方法:氏名、所属、メールアドレス、電話番号を記載の上、12月6日(金)までに申し込み。申込先:uchida@tokachi2024.com
プログラム内容
≪前半≫
講師:スペイン大使館経済商務部 内田瑞子氏
≪後半≫
ファシリテーター:十勝シティデザイン創設者 柏尾哲哉氏
登壇者
・株式会社満寿屋商店 代表取締役社長 杉山雅則氏
・株式会社グロッシー 代表 北村貴氏
・前田農産食品株式会社 代表取締役 前田茂雄氏
≪懇親会≫
午後8時~(会場未定)
イベントの見どころ
今回のテーマは、「深化」「進化」「真価」という3つの視点を通して地域の可能性を探ることです。スペインの成功事例を深掘りしながら、十勝が持つ豊かな資源をどのように活用していくべきかを議論します。また、食の未来を地域づくりの中心に据えた取り組みが、参加者に新たな発想やヒントを与えるはずです。
お申し込み・お問い合わせ
参加申込先:uchida@tokachi2024.com
参加申込方法
イベント・懇親会いずれかへの参加お申込は以下を記入の上メールにてお送りください。
②所属
③メールアドレス
④電話番号
⑤トークイベント(午後5時~7時)参加可否
⑥懇親会(午後8時~)(場所未定)参加可否
12月6日(金)までにお申し込み願います。ご案内状を12月10日頃に送付いたしますので、当日ご持参願います。
食と地域再生の可能性を探るこの貴重な機会に、ぜひご参加ください!