帯広で映画を観た！シネマ de 十勝 映画「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【前編】」〜腐女子の“迷い”道案内_Vol.78

帯広で映画を観た！シネマ de 十勝は、帯広で働く腐女子。「総統」と呼ばれた女子が、身の回りの幸せ（美味しいご飯・趣味・脳内妄想など）で足るを知る小市民として、十勝の観光文化検定（とかち検定）上級合格の実力を発揮しつつ、帯広・十勝の話をしつつ、映画を語るコラムです。今週の映画は「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【前編】」です。

前回のコラム「帯広で映画を観た！」はコチラ

いや〜男と男のぶつかりあいって、本当にいいものですね。

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【前編】」！

「折角近くにいるなら」と最寄りの映画館ではなく『聖地巡礼※』も兼ねて行ってまいりました。サッポロファクトリー（ローソン・ユナイテッドシネマ札幌）へ！！！

※聖地巡礼：宗教用語ではなく、ある作品や実在人物にゆかりの場所を訪問すること＞ある意味宗教か？

そう！　今回の舞台の地となったビール工場跡地に現在建っている商業施設こそが、サッポロファクトリーなのです。

札幌市街地にあるのに、最初の１時間は駐車料金が無料で、さらに映画を見るとプラス３時間無料になるのがありがたく、帯広にいた時から重宝してました。

ユナイテッドシネマ札幌へは早い時間がおすすめ

オススメは早い時間の回です。

「あの煙突」がある広場や、「あの赤いレンガの建物」など、映画を見た後に改めて散策するには明るい時間に行くべきだったーー！！

と見終わったら外が真っ暗な回に行ってしまったことを反省しました。

個人的にはまた今度行ったときに見ればいい話なんですが。

このコラムに写真を配置してくれている担当さん、撮れ高少なくてごめんなさい！！

75分という上映時間は……

作中には、札幌ビール工場だけでなく今は周囲を高層ビルに囲まれた時計台も、往時の街並みの中に登場します！

75分という上映時間、短く感じるかと思いきや、最近長い作品が多かったのでちょっと箸休め的なありがたみを感じました。

原作マンガを読んだことがあって展開が分かっているはずの人間でも、ハラハラ・ドキドキ感を堪能しましたよ！！

ただし、「チ◯ポ先生」や「精子探偵」が活躍し、はみ出た〇〇すら武器にする、変態てんこ盛りの世界が遠慮なく展開されているので、ファンからすれば「いいぞ、もっとやれ！」なんですが。

全く知らない人には向いていないというか、いきなり入るにはエロ・グロ・ナンセンスすぎる世界線かと思います。

「映倫区分『G』！？」
「これで『PG』いかなくていいの……？」
「逆に、他の映画の『PG12』とか理不尽では！？」

と、改めて調べたら混乱もしています。

あまり一般向けではないかもしれませんが。

最近、私が見た作品の中ではこれが一番、一般向けだったんですよう！！！？？？

「会話劇部分は面白いところはあるけれど、やっぱりこの監督とは面白さのツボが合わんな……」とか。
「私は好きだけれど、勿体ぶった謎部分が最初から透けて見えてるし、テンポ感がタルすぎる……」とか。

自分の中で「これなら映画館で見なくても、配信サービスとかレンタル始まってから見ても十分では？」な作品に連続遭遇しまして。

まさか三連休もあって「これなら紹介できる！」と思える作品にたどり着くまで、最終日まで持ち越すとは思っていませんでしたよ！！！

ということで、鑑賞後の高揚感と喜びもひとしおでございました。

後編もすぐ公開されるのがうれしい

しかも【前編】ではありますが、月末には【後編】の上映が始まるため、それほど待たなくていいというのも良いです。

さて本作品、豪華声優陣の声の良さにも聞き惚れるんですが
これから見に行く人に最も注目してほしいのは「消防士」の声です！！！！

複数いる消防士のうち声を当てている一人が「野田サトル」！！！！

原作者である野田サトル先生が作中に登場します。

私はそれほど声優さんを知らないので、再び見に行ってもどの人かは分からないと思いますが。

要チェックです！！！！

PROFILE

三崎 裕美子 | 腐女子 / 総統
1980年生まれ。北海道帯広市出身｜釧路→新橋のサラリーマン（港区女子）→などを経て基本帯広で働く腐女子。「総統」と呼ばれた女。しかしてその実体は、身の回りの幸せ（美味しいご飯・趣味・脳内妄想など）で足るを知る小市民。十勝の観光文化検定（とかち検定）上級合格。同年生まれのハリー・ポッター氏が通うホグワーツ・スリザリン寮に組み分けされたかったゲラート・グリンデルバルド信奉者。