幕別の人気和菓子「ねこの座布団」が、いま新たな一歩を踏み出しています。地元で長く愛されてきた味を未来につなぐため、現在 “新レシピ・グランプリ2025” がスタート。あなたのアイデアが、次の「ねこの座布団」になるかもしれません。
新レシピ・グランプリ2025
今回の企画は、「ねこの座布団」の新しい魅力を引き出すためのレシピコンテスト。
味のバリエーションや新レシピの提案を広く募集しています。
- 応募期間:11月30日まで
- 応募条件:北海道(道内)に1年以上在住の個人、またはチームでの応募が可能/十勝の素材を必ず使うこと
- 賞金:1位50万円、2位30万円、3位20万円。4位・5位は十勝の農産物の詰め合わせを副賞としてプレゼント!
審査は2段階で行われます。12月1日〜3日の一次審査ではパティシエなど専門家がレシピを審査。そこから選ばれた5案を、12月23日〜1月15日にかけて一般審査員100名が味・見た目・香りなどを評価します。
優秀なレシピは実際に商品化される可能性があるのだそう。指定フォームから応募できますので、「我こそは!」という方はお早めにお申込みを!
「ねこの座布団」ってどんなお菓子?

「ねこの座布団」は、もともとは幕別町本町の老舗「杉野菓子店」の看板商品。薄いカステラにクリームを挟み、クレープ生地で四角く包んだ素朴な和菓子で、地元では子どもから大人まで多くのファンに親しまれていました。
しかし、2022年に後継者不足で惜しまれながら閉店。“幕別の名物”が姿を消してしまい、残念に思った人も多かったはず。
復活のきっかけは、韓国出身の「十勝男爵さん」

このお菓子が再び動き出したのは、2024年4月のこと。韓国出身の 十勝男爵(本名:梁 泰植〈ヤン・テシク〉)さん が杉野菓子店を承継し、新ブランド「TOKACHIBARON(トカチバロン)」として再スタートしました。
7月には、かつての味を再現した「ねこの座布団」をお披露目。地元で長く愛された味を守りながら、次の時代につなごうとしています。

梁さんは、「今の時代に合う商品にリニューアルし、十勝の名前を全国へ広げたい」と意気込みを語っています。

未来の“ねこの座布団”を作るのは、あなたかもしれない
今回のグランプリでは、一般審査員が100人参加するという、かなりユニークな試みにも注目です!「ねこの座布団」をもっと楽しく、もっとおいしく。そんな新しい発想を、あなたも形にしてみませんか?
今回のレシピコンテストは、十勝の魅力を全国へ届けるチャンス。次の「ねこの座布団」を生み出すのは、あなたかもしれません。
