千葉県から宮崎大学を選んで九州に住むみぞみあき、20歳です。去年の夏に十勝で開催された学生向けのプログラムに参加したのをきっかけに十勝には先進的な企業が多いと知りました。また、0から1の作り方を学びたかったこと、色々な大人の話を聞いてみたかったこと、全く違った土地で生活をしてみたかったことから、十勝帯広のスタートアップ企業「株式会社スマヒロ」でインターンシップをすることになりました。北海道十勝・帯広市に滞在して感じたこと、体験したこと、見たこと、など赤裸々に綴ります。
ご当地グルメ インデアンカレー
【1週目3月1日】インターン日記1日目
スマヒロは時間やルールに関して理にかなっている
今日はインターン初日。立ち上がったばかりの会社は時間やお金、精神的にも余裕がないというイメージだったが、スマヒロは対照的でした。普通は負担になる知識のない大学生を受け入れ、仕事を与えて下さっていることもその証。それは社長の北川さんが、ノリと勢いではなく、打てると思った場所とタイミングで狙ってかつ事前にリスクを出来るだけ潰した上で起業をされたからなのかな。
社会に出たら多くは、疑問を抱くようなルールを仕方がないと受け入れて経験するものと思っていたが、スマヒロは時間やルールに関して理にかなった上でのものでした。そのような職場を実際に見ることで、自分の中の社会の定義を作るプラスな材料が増えて嬉しかった!
ご当地グルメ 藤森食堂のピラフハンバーグ
【1週目3月2日】インターン日記2日目
やりがいを感じること、がなければ続けられない
今朝インターン日記を毎日書くことを知らされた。ガーン!インターンでの業務だけでなく、日々十勝・帯広で生活して見ること、感じること、発見すること、体験することも重要だということでした。それはメディア関係の仕事にも直結していて、メディア系の人はどんなに時間を厳守していても、ネタを持ってこなければ使えない人間とみなされてしまう。また、時間の感覚も異なり、拘束されている時間は長いが取材までの空き時間を自分で自由に使えたりもするですって。
だからメディア関係の仕事をしている人というのは、本当にその仕事が好きであること、やりがいを感じること、がなければ続けられないのだろうと思った。プライベートの時間ですら気づきや発見をしているのです。私もメディア関係のインターンをさせて頂いて、十勝・帯広にいるのだからこそ、この1か月間は自らネタを探しに行き、見ることそこから感じること、考えることなどの力を養っていきたいと思いました。頑張ります。
【1週目3月3日】インターン日記3日目
ゆっくり生活しながらもみの木をデコレーション
今朝は寒いから外に出るのがいやでした……。昨日まではグーグルマップを見ながら急ぎ足で歩いており雪が重荷でしたが、今日は外の景色を見ながらゆっくり歩いたため雪すらも楽しむことができちゃいました。道路沿いには太陽に照らされたもみの木が連なり、周りには雪があり、駅の方に行くとより多くのもみの木が植えられ雪の下地があって、クリスマスツリーみたいに装飾をしたくなります。
もみの木の周りの帯広文化ホールや建物のある空間、昨日はべちゃべちゃで、しかも凍っている道、雪景色を引き立てるような煙たい白い車の排気ガス達が、今日は魅力的に映った。ただそれらを写真に残そうとすると自分の目に映った通りには写せなかったため、その瞬間を写真に残せるよう腕を磨きたいと思いました。一方、景色に気を取られ過ぎると滑り転びそうになるため注意をしなくてはいけない……。
よく南の地域(宮崎県も?)は時の流れがゆっくりで、のんびりな性格の人も多いと言われますが、雪が降る地域も共通だなって感じちゃいました。寒くて歩くのが大変だからこそ、少しゆっくり散歩をして、毎日の天気や気温差で変わる道、景色を楽しみ、お気に入りの道を見つける。季節や天気による移り変わる風景を楽しめる人、働き方が出来る人になりたいと、また一つ将来の理想が増えました。今日は前向きですが、寒い時期に毎日生活していたらこの考えも変わるのかもしれない。
ミゾミ アキ AKI MIZOMI
インターン生|宮崎在住
千葉県出身⇒東京(高校)⇒宮崎(大学)⇒北海道・帯広(インターン)
以前十勝で開催された学生向けプロジェクトに参加したことをきっかけに十勝に興味をもち、春季休みの1か月間スマヒロでインターンシップを行っている。