こんにちは、札幌でアートディレクターをしている十勝出身の西島です。とかちスイーツクラブを主催して十勝スイーツの推し活動をしています!お菓子は食べるのも作るのも大好きです。みなさんお菓子のことをどれだけご存じでしょうか?お菓子にまつわるお話を紹介します。9回目のテーマは「dolce(ドルチェ)、イタリアのお菓子」です。前回のコラムは以下
今週は「dolce(ドルチェ)、イタリアのお菓子」です。
日本でもしっかり浸透しているイタリアのスイーツですが、皆さんはどんなスイーツを思い浮かべますか?有名なところでは「ティラミス」「パンナコッタ」「ビスコッティ」。昨年ブームになった「マリトッツォ」はまだ記憶に新しいと思います。今回はそんなドルチェに触れてみましょう。
ティラミス
どんなスイーツかはご存じですね。北イタリア生まれの世界的に有名なスイーツです。ティラミスの父と呼ばれたイタリア人の菓子職人アド・カンペオルによって考案されました。Tira mi sùはイタリア語で「Tira(引っ張って) mi(私を) sù(上に)」という言葉になります。意訳すると「私を励まして」「私を元気にして」という意味になります。素敵な名前だと思いませんか。
パンナコッタ
こちらも説明が必要無い有名なスイーツです。イタリア北部のピエモンテ州の伝統的なスイーツで、イタリア語で「煮詰めたクリーム」という意味だそうです。見た目はババロアとよく似ていますが、ゼラチンで固めるのは一緒ですもババロアは卵を使い、生クリームを泡立てて使用するので、ふわっとした食感になりますがパンナコッタはツルンとした食感が特徴です。
ビスコッティ
アーモンドが入った堅い食感が楽しめる焼き菓子です。発祥はトスカーナ地方と言われています。2度焼きするのが特徴ですが「ビスコッティ」の名前の由来にもなっています。イタリアでは濃いめのコーヒーや甘口ワインに浸しながら食べられています。
マリトッツォ
元々は現在の物より大きくて小麦粉・卵・蜂蜜・バター・塩を混ぜ合わせたパンの1種でした。このお菓子を男性から婚約者の女性に贈る習慣があり、プレゼントされた女性達は贈ってくれた婚約者を「マリトッツォ(イタリア語で夫の俗称)」と呼んだそうです。お菓子の中にはプレゼントとして指輪や宝石が入っていることもあったそうです。
いかがでしたか?イタリアのドルチェ。名前の由来が素敵なものもあってイタリアって感じがしませんか?
【とかちスイーツクラブの推しスイーツ Vol.09】
Ristorante Cafe Bene(リストランテ カフェ ベーネ)「ガトーショコラ」
Information
Ristorante Cafe Bene(リストランテ カフェ ベーネ)
TEL 0155-27-3552
帯広市西3条南9丁目20-2 impress2F
営業時間/18:00~3:00
定休日/水曜日