Sweets na TOKACHI -「水菓子」- パティスリー・ウエダ「ミス・ピーチ」Vol.17

2023.07.26
2023.09.13

こんにちは、札幌でアートディレクターをしている十勝出身の西島です。とかちスイーツクラブを主催して十勝スイーツの推し活動をしています！お菓子は食べるのも作るのも大好きです。みなさんお菓子のことをどれだけご存じでしょうか？お菓子にまつわるお話を紹介します。17回目のテーマは「水菓子」です。前回のコラムは以下

2023.07.19

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今週は「水菓子」です。
【とかちスイーツクラブの推しスイーツ Vol.17】

今週は「水菓子」です。

水菓子と言われると何を思い浮かべますか？清涼感のあるこの時期の夏のお菓子、水饅頭や水ようかんみたいな物でしょうか？人によって色々なものを連想するそうです。

水菓子と言われて先ず、圧倒的に名前があがってくるのが、やはり「水ようかん」「水饅頭」「わらび餅」などの和菓子の名前が多いそうです。透明感があってひんやりとした感じが「水」の漢字を連想することができるからだと思います。しかし、実際はこれらのお菓子は「水菓子」では無く「生菓子」というのが正しいです。正直私も「水菓子」と言われると脳裏に水饅頭が浮かびました。

次に多いのが「アイス」その中でも「かき氷」と答える人が多いそうです。「かき氷」は水を氷らせ削って甘い蜜などをかけて食べるので「水菓子」と言えそうですね！

しかし地域によっては「かき氷」を「氷菓」と言うところもあります。そうなんです、残念ながら「かき氷」やアイスなどは全て「氷菓子」に分類されます。

ズバリ「水菓子」とは果物のことです。温泉宿とかで夕食のお品書きの最後の方に「水菓子」ありますよね？それです！思い出しましたか？

果物が「水菓子」と呼ばれるようになったのは江戸時代だそうです。当時関西ではそのような風習が無かったので「水菓子」は江戸で使われていた果物の呼称のようです。

「水菓子」は果物のことでしたが、「生菓子」や「氷菓子」も自分が認識していたものと違ってませんでしたか？この季節水菓子を贅沢に使ったスイーツが店に並んでいます。あなたのイチ推しの水菓子はなんでしょうか？