十勝の大地が育んだ、国産の宝「十勝産小麦」。その豊かな恵みを駆使するシェフの手による一皿を、口にする歓びを想像してみてください。十勝産支援協議会に加盟する料理人の熱い想いと、匠の技が織りなす味わいを、記事にまとめてみました。十勝の真の美味しさを体験してみてください。今回はオリーブと玉ねぎのパンで有名なブォーノピアットです。
パンと惣菜の店 ブォーノピアット
イタリアンシェフ手作りの本格パン、お惣菜、スイーツをご自宅で楽しめる
東3条南10丁目に位置する「パンと惣菜の店 ブォーノピアット」は、テイクアウト専門店ですが、その味は超一流。なんてったって、本格イタリアンが楽しめる「ワインバル ビスコット」の系列店なんです。
この道20年以上の巴 真規シェフが心を込めて手作りした商品が店内に並びます。もともとは「カフェ・ロゼッタ」として20年営業していたお店を改装して2022年3月にリニューアルオープン。店名の「ブォーノピアット」はイタリア語で「おいしい 一皿」。
大きな窓から光が差し込む店内には優しい小麦の香りが広がり、そこにいるだけで心が満たされます。
20年以上前から愛される定番人気「オリーブと玉ねぎのパン」
店内には、デニッシュ、食事系、惣菜系など常時20種類以上のパンが並びます。数あるパンの中でも1番人気は「オリーブと玉ねぎのパン」。この商品は、前身である「カフェ・ロゼッタ」のオープン当初から提供され、長年愛され続ける逸品なんです。
オリーブと玉ねぎの風味が感じられますが、小麦本来の味もしっかりと生きているこのパンは毎日でも食べたくなる優しい美味しさ。一度味わったら、あなたもファンになること間違いなしです。
他にも、十勝産小豆をシェフ自ら炊いて作ったあんこを使用した「あんデニッシュ」もおすすめです。
パン・ケーキ・イタリアン…シェフの料理人人生が詰まったお店
「飲食店を経営する家庭に生まれました。その影響で幼い頃から「食」を意識していました。自然な流れとして、高校生の頃からお店でアルバイトを経験し、卒業後は帯広調理師学校へ入学。その後、札幌・東京・帯広でフランス料理、イタリア料理、ケーキとパンのお店で修行を重ねました。その経験の集大成となっている今の形態」と語るのは、オーナーシェフの巴 真規氏。
豊富なパンと、厳選された料理とケーキ。朝食、昼食、夕食にデザート、普段の食事からホームパーティーまで、どんなニーズにもぴったりです。「系列店の『ワインバル ビスコット』では本格イタリアンを提供していますが、こちらの店舗ではもっと手軽に、日常に寄り添ったパンと料理を提供できたら」。
十勝産小麦へのこだわり
お店のパンに使われているのは「ゆめちから」と「きたほなみ」を筆頭とした十勝産小麦。それぞれのパンの特徴に合わせて店主自らブレンドしているというから驚きです。
巴シェフいわく十勝産小麦の特徴は「もっちり感」なのだとか。そして、何より生産者の方達と直接繋がっているという安心感が大きいとのこと。顔を見て会話をできる距離にいることが、深い安心と信頼に繋がっているというのは大きく頷けます。
今まで当たり前に思ってしまっていましたが、生産者さんが身近にいる食材を、近い距離で口にできることの幸せを改めて感じました。
■パンと惣菜の店 ブォーノピアット
〒080-0803 北海道帯広市東3条南10丁目17番地
電話:0155-22-9424
営業時間:11:00~19:00
休日:水曜・木曜
座席数:テイクアウト販売のみ
駐車場:あり
https://www.instagram.com/buono.piatto/
■ワインバル ビスコット
〒080-0010 北海道帯広市大通南10丁目19-2 クラウンビル1F
電話:0155-29-6172
営業時間:18:00-24:00(LO 23:00)
定休日:日曜日
座席数:27席
駐車場:なし
公式Facebook