施工管理技士の求人!1918年創業の100年企業「萩原建設工業」はスポーツマンが大活躍!と題して、建築施工管理技士となった鈴木大晟さん(20)に密着しました。仕事とキャリアパスについて聞きました。鈴木さんは、2022年に十勝で最も歴史ある100年企業「萩原建設工業株式会社」に入社した新たな才能です。彼の物語は、ものづくりへの情熱と家族の絆、そして新成人としての成長を映し出しています。そして、若き施工管理技士の日々は、充実と挑戦に満ち溢れていました。元気になる記事です。(TCRU編集部)
ものづくりが好きな工業高校3兄弟
2022年に帯広工業高校を卒業し、総合建設会社「萩原建設工業」に入社したばかりの施工管理技士。それが今回の主人公・地元帯広市出身の鈴木大晟(すずき たいせい)さん(20)です。
「男ばかりの3人兄弟の次男として育ちました。幼い頃から兄弟揃ってものづくりに興味があり、3人ともに、帯広工業高校に進学。ぼくは、建築科で学んだ後、施工管理や設計に興味を持ち今に至ります。兄は電気科を出てトヨタ自動車に入社。今では電気自動車関係の仕事に従事し、弟は現役の工業高校生で土木かで土木施工管理を学んでいますよ。まさに工業3兄弟ですよね」と鈴木さん。まさに、ものづくりを愛する家庭で育ったからこその現在なんですね。
萩原建設工業への道
萩原建設工業は、十勝を代表する100年企業で、鈴木さんにとって同社に入社できたことは、大きな幸運だったそう。鈴木さんは就職活動の頃についてこう話します。
「先生に推薦してもらい、皆で面接の練習をしました。その結果、運良く内定をもらえただけですよ」と謙虚に振り返りますが、試験の面接官だった同社役員はこう話します。「彼の潜在能力と将来性は高く評価され、社長を含めて役員からも二重丸でしたよ」
在学中に施工管理技士2級も含めた必要な資格をしっかりと取得。そうした姿勢と努力が彼の強みとなったようです。
新社会人としての成長
入社後、鈴木さんは知識と経験を積み重ね、現場での学びを深めています。最初の現場は帯広大谷高校の校舎建て替え工事。「通常、新人がこれほど大きな案件に入ることはないのですが僕は運がいいんです。何より春まで高校生だった僕が高校(校舎)を建設するんですよ。なんだか面白いですよね」と笑った顔には、まだまだあどけなさが残ります。