十勝 帯広のグルメと聞いてまず思い浮かぶのは、ジューシーでやわらかいお肉に甘辛のタレが絡んだ豚丼!十勝・帯広を紹介したいときに絶対に外さない、鉄板グルメなんです。
さすが名物だけあって、豚丼が食べられるお店は帯広市内にたくさんあります。でも、ここだけの話……「結局どこがおいしいの?」「多すぎて選べない」という声もちらほら。
そこで今回は、地元ライターが間違いないと思う豚丼を5つに絞ってご紹介します。十勝初心者の方はもちろん「もう十勝は知り尽くしているよ!」という方も、もう一度基本に立ち戻って、絶対に外さない帯広の豚丼をお腹いっぱい味わってくださいね。もちろん、他にも美味しい豚丼屋さんはいっぱいあるので、専門店だけを集めた記事も読んでください。
それではさっそく、選りすぐりの「豚丼の名店」BEST 5 はこちら!
1 元祖 豚丼のぱんちょう
豚丼を語る際に、絶対に切り離せないのが「元祖 豚丼のぱんちょう」。店名にもあるように、豚丼発祥の店で、90年続く老舗です。創業当時の女将さんのお名前「梅さん」にちなんで、松竹梅のランクが逆になっているのが特徴です。
店舗は帯広駅前にありアクセスしやすいことから、平日には地元の会社員が、休日や観光シーズンには多くの観光客が訪れます。大行列ができていることもしばしば。
肝心な豚丼の特徴としては、極上のロースを丁寧に炭で焼き上げ、秘伝のたれで仕上げられています。表面には網目がしっかりと付いていて、香ばしいのに中はしっとり。
「これぞ王道!」と言うべき鉄板豚丼なので、必ず抑えて欲しいお店のひとつです。
初めて帯広を訪れた人にオススメしたいお店No.1!
【メニュー・価格】「豚丼 松」950円(税込)
【INFORMATION】
■ 元祖 豚丼のぱんちょう
住所:〒080-0801 北海道帯広市西1条南11丁目11-19
電話:0155-22-1974
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日、第1・第3火曜日(祝日の場合営業、翌日休、連休)
駐車場:なし
2 ぶた丼のとん田
老舗に負けない人気を誇っているのが「ぶた丼のとん田」。精肉販売に長年携わった創業者が「地元の方のために」と開業したお店なんです。十勝産の上質な豚肉を使用し、一枚一枚丁寧に手切りを行い、余分な脂や筋が切り落とされています。
帯広駅からはやや離れた場所にありますが、食べログ北海道ベストレストランやミシュランビブグルマンにも選ばれるほどの名店なんです。
ロース、バラ、ヒレとお肉の部位を選べるのも嬉しいポイントで、お味噌汁とお漬物が付いて890円〜と大変リーズナブルなのも地元民から愛される理由でしょう。
こちらも行列ができていることが多いので、開店前から並ぶのが確実です。
コスパのよさと美味しさのバランスNo.1!
【おすすめメニュー】「ロース・バラ盛合せ」1,020円(税込)
【INFORMATION】
■ ぶた丼のとん田
住所:〒080-0810 北海道帯広市東10条南17丁目2番地
電話:0155-24-4358
営業時間:11:00~LO18:00
定休日:日曜日
駐車場:あり/21台
公式HP
3 ぶたいち 帯広総本店
食肉加工卸会社直営店で、国内トップレベルの「ルスツ豚」が使われています。食材そのものはもちろん、管理方法にもこだわりが。豚肉は徹底された衛生管理の下で1食分ずつタレに漬け込み、真空パックに加工された物が店舗に届くシステムになっていて、開封した直後に炭火で仕上げられて提供されます。
豚肉の部位はロース・バラ・ミックス・ヒレの4種類から選べます。量も、特盛り・大盛り・レギュラー・ハーフから選べ、選択肢が多いのが嬉しいです。さらに、トッピングの種類も多く、月見やキムチなど選んで自分好みにカスタマイズできます。
お取り寄せグルメとしても人気が高く、東京・池袋に支店もかまえています。「秘密のケンミンSHOW」や「ハナタレナックス」など多数のメディアで紹介もされている、今とても勢いのあるお店です。
メディア注目度No.1!
【メニュー・価格】「ロース豚丼」980円(税込)
【INFORMATION】
■ 北海道帯広名物 炭火焼豚丼専門店 ぶたいち総本店
住所:〒080-0010 北海道帯広市大通南25丁目20-1
電話:0155-26-4129
営業時間:11:00〜20:00
定休日:年中無休(年末年始を除く)
駐車場:あり/15台
公式HP
4 豚丼の豚はげ 帯広本店
こちらは市内の老舗和食店「はげ天」の直営店で、2000年にJR帯広駅エスタ西館にオープンしました。朝9:00から営業しているため、JRやバス利用者にはとても立ち寄りやすいです。そのため、観光客人気が高いのが特徴ですが、お昼時には地元サラリーマンも多く訪れます。
80年以上続く秘伝のタレは、今もひと釜ずつ半日以上煮詰めて手作りされています。黒胡椒が効いていて、個人的にとても好みの味付けでした。
テーブルにはタレや、胡椒があるので濃い味付けがお好きな方はご自分で追加することもできちゃいます。
営業時間も長く、駅構内なのでJRや駅前発着のバスをご利用の方はとても立ち寄りやすいです。テイクアウトにも対応しているため、お急ぎの方にもぴったりです。
忙しい方、手軽に立ち寄りたい方へのオススメNo.1!
【メニュー・価格】「豚丼(4枚)」1,080円
【INFORMATION】
■ 豚丼のぶたはげ 帯広本店
住所:〒080-0012 北海道帯広市西2条南12丁目9 JR帯広駅 エスタ帯広西館
電話:0155-24-9822
営業時間:9:00〜19:40(L.O. 19:15)
定休日:第3水曜日(エスタ帯広に準じる)
駐車場:エスタ帯広駐車場あり
※1店舗2,000円未満のご利用で30分無料、2,000円以上のご利用で1時間無料
公式HP
5 十勝豚丼 いっぴん帯広本店
北海道芦別市に本社を構える、北海道を代表する老舗調味料製造メーカー「ソラチ」が経営する豚丼専門店です。ソラチといえば、「〜♪〜 ソラチ豚丼のタレ 〜♪〜」ですね!(北海道民や十勝民は絶対わかるはず)全国的にも人気商品なので見たことある方も少なくないはず。
そんな「タレのスペシャリスト」が2001年にオープンしたのが「十勝豚丼 一品帯広本店」。今では、札幌市内にも6店舗を構える超人気店です。それもあってか店内でのオペレーションがとてもしっかりしていて、スタッフさん同士の声かけもあり、とても活気のある印象を受けました。
豚丼は、ごはんの量・お肉の量・タレの量・お肉のカットのサイズまで選べる自由度も嬉しいですね。220円プラスすると、お味噌汁・お漬物・梅奴orサラダのセットが付けられます。デザートもあったので「食後はデザート必須!」な方にもオススメです。
副菜もしっかりあってデザートも選べる、女性人気No.1!
【メニュー・価格】「豚丼」990円
【INFORMATION】
■ 十勝豚丼 いっぴん帯広本店
住所:080-2471 北海道帯広市西21条南3丁目5
電話: 0155-41-1789
営業時間:11:00〜21:00
定休日:なし
駐車場:あり/25台
公式HP
帯広の豚丼を味わうなら、まずは名店から
帯広のソウルフード、豚丼。自宅でも簡単に作れるのについ通ってしまうのは、網焼きの香ばしさと、お店ごとにこだわった極上のタレを味わいたいから。
今回は、「帯広の豚丼を味わうなら、まずはここから」というべき名店5つをご紹介しました。食べに行くときはぜひ空腹で、ジューシーなお肉とタレが絡んだお米をめいっぱい頬張ってくださいね!