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帯広で映画を観た!シネマ de 十勝 映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』〜腐女子の“迷い”道案内_Vol.74

帯広で映画を観た!シネマ de 十勝は、帯広で働く腐女子。「総統」と呼ばれた女子が、身の回りの幸せ(美味しいご飯・趣味・脳内妄想など)で足るを知る小市民として、十勝の観光文化検定(とかち検定)上級合格の実力を発揮しつつ、帯広・十勝の話をしつつ、映画を語るコラムです。今週の映画は『ジュラシック・ワールド/復活の大地』です。

前回のコラム「帯広で映画を観た!」はコチラ

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』を見てきました。

シリーズ全て追いきれていませんが、とにかく迂闊な行動をする人&危険生物を扱うのにガバガバセキュリティのせいで本人含めて窮地に陥ったり、デブに厳しい映画だったイメージがあります。
(今回は、デブにあたりが強くないどころか、主要キャラクターに登場していません!)

しかし、このシリーズの見どころは、何といっても恐竜ですとも!!!
恐竜を拝めたらそれでミッション・コンプリートな気がします。

今よりCGは荒くても、『ジュラシック・パーク』を映画館で見た時のインパクトはすごかったなぁ、と懐かしくなりました。
グラント博士たちの驚きに共感した!

マイケル・クライトンの原作に沿った映画化作品は『ロスト・ワールド』までで、それ以降の作品は、当然のように恐竜が存在する世界線なので、登場人物の間でその点に関してはそれほど驚きがなくなっているのと。

その後の作品は、原作の偉大さの余波だと思って離れていたように思います。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は、初代『ジュラシック・パーク』への懐かしさを随所に感じる作品でした。
(前作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』との繋がりは見ていないので分かりませんが、支障は感じなかったです)

本作は、恐竜が出てくる「SFパニックアクション映画」の「パニックアクション」の部分が強いです。
(もしかしたら、ずっとそうだったかもしれないけれど)

もっと怖くないシーンで恐竜を見せつけてくれていいんですよ!!??
(逆に「あっ、危ない!」シーンの助かっているところを、予告編に入れないでほしい派です)
総統
総統

過失があってもなくても「この人死にそう」というキャラクターが、死んだり死ななかったりするのは健在。
「1→2→3→4→5」で予想した順番が「1→2→4→3→5」だったみたいな差はありましたが。

さすがシリーズ物だけあって「型を楽しむ」域に進化したのを感じました。
そいういうのを求めていない、『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド』の残滓を感じたい人には弱いかもしれません。

ラストの強敵は「格好良い恐竜」からはちょっと遠かったように思う

映画『F1/エフワン』の余波で、その後に見た映画が物足りなく見えるようになってしまい、正直よく分からなくなっているのもあると思うんですが。

私的には、最後の強敵がちょっと「うーん……」でした。

格好よさとか求めるものの基準値が違うせいか、私、アメリカ映画のエイリアン・怪物の造形をあまり得意としておりませんで……。
本作のラスボスは、それに近いものを感じました。

そういう設定なのは分かったけれど
「ここまでいったら恐竜パニック映画ではなく、怪獣パニック映画では?」
と思ったり。

先日、釧路市立美術館の特別展「海洋堂フィギュア展」に行ってきたところ、初代の映画『ジュラシック・パーク』では海洋堂の恐竜モデルがCGの制作資料になった、とあり「おー!」となったのですが。

海洋堂の格好良い恐竜からは、遠いところに行ったなぁ……。
総統
総統

しかし最近「原語でそこまで言ってなくない!?」系の「とんでもタイトル」が少ないことを寂しく思っていたのですが、『ジュラシック・ワールド』シリーズは、微かにDNAを継承していると思いました。

Dominion→「新たなる支配者」
Rebirth→「復活の大地」

拡大解釈の域と言えるかもしれないけれど、そのまま進んでほしいです。

「えっ!?」てなる、トンデモ翻訳に出会いたい……。(懐)

さて、ここで私的なお知らせがございます。

仕事の都合で、道央圏に引っ越しました。
(映画自体は帯広で見て、段ボールに囲まれながら書いています)

「帯広の駅前商業施設(映画館)の活性化のため」という自分が提案したテーマに沿えなくなってしまう!
「他の方と交代すべきところでは?」とSUMAHIRO代表に相談しましたら、続けていいとのこと。(いいんだ!?)

十勝・帯広から離れても、続きます。

ただし毎週連載のペースが続けられるのか、隔週となるかは未定です。
この後のペースで、お察しください。

仕事がどんな感じか分からないというのもありますが。

札幌に近づくと、逆に映画館が遠いんですよね!!

そういえば昔こちらの方に住んでいたときも、「休みの日にわざわざ出かけなくてはならない場所」であって、映画館が近いわけではなかったと、今更ながら気づきました!!

家の場所にもよるのでしょうが、映画館が「仕事帰りにでも、思いついた時に気軽に立ち寄れる場所にある」というのは、車社会の地方中堅市住みの特権だったなぁ、と感じる今日この頃です。
総統
総統
PROFILE

三崎 裕美子 | 腐女子 / 総統
1980年生まれ。北海道帯広市出身|釧路→新橋のサラリーマン(港区女子)→などを経て基本帯広で働く腐女子。「総統」と呼ばれた女。しかしてその実体は、身の回りの幸せ(美味しいご飯・趣味・脳内妄想など)で足るを知る小市民。十勝の観光文化検定(とかち検定)上級合格。同年生まれのハリー・ポッター氏が通うホグワーツ・スリザリン寮に組み分けされたかったゲラート・グリンデルバルド信奉者。









































































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三崎 裕美子

三崎 裕美子

腐女子 / 総統

1980年生まれ。北海道帯広市出身|釧路→新橋のサラリーマン(港区女子)→などを経て基本帯広で働く腐女子。「総統」と呼ばれた女。しかしてその実体は、身の回りの幸せ(美味しいご飯・趣味・脳内妄想など)で足るを知る小市民。十勝の観光文化検定(とかち検定)上級合格。同年生まれのハリー・ポッター氏が通うホグワーツ・スリザリン寮に組み分けされたかったゲラート・グリンデルバルド信奉者。

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