北海道観光でおすすめは?と聞かれたら来年からは「かちフェス」をご紹介します。10月15〜16日、北海道十勝地方の魅力を知ってもらう新イベント「かちフェス」が、オール十勝の19市町村が集まり、初めて開催されました。
収穫の秋を迎えた10月、農業王国十勝19市町村の魅力が集まった新イベント【かちフェス ALL TOCKACHI NO KACHI FES IN 芽室(かちフェス オールとかちのかちフェス イン 芽室)】が行われました。オール十勝とは、十勝にある19市町村の「モノ」「コト」「ヒト」「トキ」が集まることだそうです。
十勝のグルメが堪能できるお店が30店以上、十勝で生まれた雑貨やファッションアイテム、キッチンカーなどなど、約50店舗が出展。会場では十勝出身のアーティストによるライブや郷土芸能の生パフォーマスが行われ、フェスということもあり、常に音楽が参加者を包み込んでいました。
また、「サ国 十勝」と言われるほど、サウナが熱い十勝だけに、大自然を体いっぱいに感じてととのう。「メムロ サウナ パーク」が登場。サウナゾーンには、サウナカーや本場フィンランド・ロシア産のテント、15m級の8連結テントサウナなど全6機が入り放題!十勝産100%自然由来のトドマツオイルを使用したロウリュや十勝の熱波士によるアウフグースが楽しめ、テントサウナ前の噴水公園は仮説の水風呂と化し、多くのサウナーがととのっていました。
帯広から駆けつけたAさんは、7歳と10歳のお子さんと参加。「19市町村があつまるイベントはなかったと思います。自然環境を生かしたアクティビティと食と音楽が揃ったら、ほかにはもういりません」と興奮気味。
食のブースに出展したBさんは「十勝に生きる私たちのあたりまえの日常の価値を味わってほしいです。生活する中で自然に享受できている環境こそが十勝の素晴らしさです。やっとこういうイベントが開催できてうれしく思います」と語っていました。
会場となった芽室公園は、広さ20ha(東京ドーム約4個分)、樹齢200年以上の柏の大木がそびえ立ち、じゅうたんを敷きつめたような芝生の緑が鮮やかな公園です。
北海道十勝には魅力がいっぱいありますが、あたりまえの“価値”を発信するイベントとして誕生した「かちフェス」は、十勝の新たな時代の催し物として成長していくのではないでしょうか。
【INFORMATION】
かちフェス
主催 かちフェス実行委員会
場所 芽室公園(2022年)
開催期間 2022年10月15日~16日
公式HP
REIKUN~十勝冷燻工房~
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
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