⼗勝で活躍する⼥性たちが集まる「十勝○○婦人部」主催のイベント「一歩踏み出す!軽やかに人生のゲームチェンジをするトーク」が8月10日、とかちのやりたい実現カフェLANDで行われました。会場に集まった約25人の参加者らは、三人の登壇者の話に聞き入り、何か新しいことに挑戦する勇気を持つことの大切さを感じる、感動の一日となりました。
【⼗勝〇〇婦⼈部】
2018年、⼗勝で活躍する⼥性たちが「⼗勝の⼥⼦旅創出プロジェクト」を通じて集まり、それぞれの得意分野を活かして、⼗勝各所の〇〇婦⼈部として担えたらと創部。同年、起業⽀援等を担当する「⼈材育成グループ」を部内で⽴ち上げ、起業を⽬指す⽅を応援するイベントや相談会の実施、ネットワーク作りを⾏っています。
元気いっぱいの女性たちが、人生の舞台に勇敢に一歩を踏み出す瞬間を語る、心温まるトークイベントが開催。「一歩踏み出す!軽やかに人生のゲームチェンジをするトーク」、その名の通り、私たちの背中を押してくれる素敵なお話が詰まっていました。
この素敵なイベントは、十勝○○婦人部人材育成グループが主催し、とかちのやりたい実現カフェLANDで開催。トーク後の交流を通して、彼女たちの勇気ある一歩が、参加者の心に大きな響きを残しました。
一歩を踏み出した一人目は渡辺⽂⼦さん
まずは、登壇者の渡辺文子さん。中高校生2児の母でありながら、自分の夢を追いかけて活躍しています。結婚出産を経て、食の大切さに目覚め、料理サークルを運営、産後ドゥーラとして開業、子育てサロンまでオープンさせました。
さらに、宅地建物取引士の資格を活かして不動産事業も始めるなど、多岐にわたる活動に取り組んでいます。渡辺さんの言葉には、たくさんの勇気と希望が込められていました。「やったね。やりたいことが見つかったね」と自分へのエールが胸に響きますね。
一歩を踏み出した二人目は樫村美輝さん
次に登壇したのは、樫村美輝さん。東京から帯広に移住し、大胆なキャリアチェンジを果たした勇敢な女性です。公務員としての仕事に違和感を感じ、転職を決意。ベンチャー企業の経理の仕事を通じて自立心を身につけ、新たな環境での活躍を実現しました。
彼女の言葉には「自分の中の違和感を大切にすること。たとえそれが周囲の意見と違っても」という強い信念が感じられます。一歩を踏み出した経験を通じて得た自立心や活躍の喜びが、会場中に広がりました。
一歩を踏み出した三人目は井田たまきさん
最後に登場したのは、井田たまきさん。高校1年生の時に、アメリカへの留学を決意し、未知の世界への勇気を胸に飛び込んだ彼女、そのパワフルなストーリーに耳を傾けましょう!
留学のきっかけは、学校のオンライン英会話レッスン。英語が得意ではなかったけれど、楽しさに心が奮い立ち、留学の扉をノックしました。
留学前は、「英語ができなければコミュニケーションが難しいし、生活が楽しくない」と思っていました。しかし、留学してみると、言葉以上に大切だったのは「ポジティブさ」。そして、自分軸を持つことが、どんな困難な状況でも前に進む力となることを井田さんは実感。その自分軸を大切にすることで、楽しむこと、好奇心を持つこと、そして前向きな姿勢を保つことが、留学を豊かな経験へと変える秘訣だと語りました。
留学で得たのは「地球が小さくなった」という驚き。また、多様性が当たり前の世界で暮らすことで、自然と寛容な心を育むことができるようなったそう。
留学を経て、海外の魅力に目覚め、新たな冒険への欲求が湧いてきたことなど、鮮やかな言葉で綴る井田たまきさんのストーリーは、私たちに勇気を注ぎ込み、新たな可能性を信じるきっかけを提供してくれました。
登壇後、井田たまきさんの母・井田芙美子さんが登場。母親として「子どもの可能性を引き出すことに力を注ぎましたが、結果として親は子どもを応援し続けることに尽きます」と語りました。
ちなみに、井田芙美子さんは「仕事も子育ても諦めたくない」と子育てしながらできる仕事を考え、起業。株式会社いただきますカンパニー代表でもあります。芙美子さんのインタビューは近日掲載します。お楽しみに。
ゲームチェンジトークを終えて……。
3人の一歩を踏み出す瞬間、そして踏み出した後の変貌はいかがでしたでしょうか。
トーク後は、参加者と登壇者による交流会。「踏み出したいけど、家族が反対しそう、自分に自信がない」など、集まったメンバーは各々の踏み出せない理由を登壇者にぶつけ、帰り際には「元気に、楽しく、そして軽やかに、私の人生もゲームチェンジしていきたい」「子どもとの向き合い方の参考になりました」と笑顔で出ていく姿が印象的でした。
いかがでしたでしょうか。彼女たちの言葉からは、自分自身を信じ、ポジティブな心で未知の世界に飛び込むことの素晴らしさを感じました。これからの日々に、彼女たちのような前向きな姿勢を持ち、一歩踏み出す勇気を忘れずに、明るい未来へと進んでいきましょう!