季節の変わり目や連休明け「なんとなく調子が悪い……」と思うときがありませんか?スタミナ系ご飯で、元気を注入するのもよいですが、「肉と油はちょっと..」という方に朗報です。栄養価が高く、美容や腸活にも効果的な「酵素玄米ご飯」が食べられる、あっさりとしていながら栄養バランス抜群のランチプレートはいかがでしょうか。
身体想いのメニュー
今回、ご紹介するのは疲れて重くなった足を引きずってでも行きたくなるお店「Cafee Zuiki(カフェ ズイキ)」です。
東4条通りから国道に向かう途中にある、サーモンピンク色の外壁が特徴のお店で、店内は低めのカウンター席が4席と3席のテーブル席のみで、こじんまりとした雰囲気。
身体が不調の時に注文したくなるのが数量限定の「週替わりランチプレート(¥ 1,300)」
週替わりランチプレートは、5品のおかず、食前酢、味噌汁、食後のドリンクがついたメニューでお得感もありますが、一番のポイントは「酵素玄米ご飯」が食べられること。
酵素玄米ご飯は「寝かせ玄米」とも呼ばれ、玄米と小豆と塩を一緒に炊いて、数日寝かせたご飯で、玄米ご飯よりも栄養価が高く、酵素の働きも活性化するので、腸活としても注目されています。
もちろん白米を選ぶこともでき、小盛・大盛と量も選べるので、ひとつひとつ自分の体調に合わせて決められるのが、さらに嬉しいポイント。
安心と彩りで身体がほっとするご飯
この日のランチプレートのおかずは「甘酢チキン、五目卵焼き、ナスの油焼き、インゲン胡麻和え、オクラの生姜ポン酢」でした。ご飯は小盛にしましたが小さめの器に、こんもりとよそられているので、見た目に満足感があります。
爽やかなカシス味の食前酢を飲んで食欲を刺激し、身体に良いベジファーストで、野菜おかずから箸を伸ばしていきます。
シャクっとした歯応えと黒ごまの香ばしい甘みの”いんげんの胡麻和え”からはじめ、”オクラの生姜ポン酢”で口がさっぱりし、ネーミングほど油っぽくない、塩気で締まった味の”ナスの油焼き”、ツナの出汁が効いた”五目卵焼き”と、副菜を一周します。
メインの”甘酢チキン”に使われているのは、火を通すとパサつき、硬くなりやすい胸肉。しかし、酢を加えて揉み込み、ひと晩寝かせてから揚げるという、ひと手間がかけられてることで、一口噛むと、もも肉と勘違いするような、プリっとした弾力と柔らかさがありました。
酢とケチャップでしっかり味がついたチキンを頬張り、「酵素玄米ご飯」をいただきます。
一般的に、酵素玄米ご飯は炊きあがった後、3~4日寝かせることで、酵素の働きが活性化し、玄米ご飯よりも栄養素が高まります。また、パサつきがちな玄米ご飯もしっとり・もっちりして、甘みも増し、食べやすくなると言われています。
しかし、Zuikiの酵素玄米ご飯は、白米に近いほぐれ感で、小豆のほっくりした食感と玄米の香ばしさが際立ち、甘さも控えめで、おかずと合わせやすくなっています。
寝かせることを考慮して、固めに炊くことで、寝かせる日数は通常の酵素玄米ご飯と同じでも、もっちりしすぎない工夫をされています。
お肉やご飯で感じられる「ひと手間」は、おかずに使うすべての野菜にもかけられており、「重曹で野菜を洗う」ことで、野菜についた農薬を取り除いているそう。
食べるたびに元気になれるのは、メニューや味付けだけでなく、かけられたひと手間による「安心」のおかげでもあると知りました。
いつでも疲れを癒すお手伝いをしてくれるお店
お店は通し営業で、食事メニューをいつでも注文することができ、ランチプレート以外でも、酵素玄米ご飯を食べられるメニューがあります。他にも、十勝産100%の小麦を使ったピザや自家製パン、スイーツを楽しめるメニューもあります。
仏教用語で「ありがたく思う、大いに喜ぶ」を意味する「随喜(ずいき)」。
疲れを感じた時には、「Cafee Zuiki」の食事で、身体を労わり、心が大いに喜ぶ時間を手伝ってもらってはいかがでしょうか。
【information】
Cafee Zuiki
住所:〒080ー0804 帯広市東4丁目4さとうハイツ1F
電話番号:0155-27-3150
営業時間:10:00~18:00(火・水・木・日)、10:00~20:00(金・土)
定休日:月
駐車場:有
公式Facebook
※週替わりランチプレートのメニューが更新されています。
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