こんにちは、札幌でアートディレクターをしている十勝出身の西島です。とかちスイーツクラブを主催して十勝スイーツの推し活動をしています!お菓子は食べるのも作るのも大好きです。みなさんお菓子のことをどれだけご存じでしょうか?お菓子にまつわるお話を紹介します。3回目のテーマは「小麦粉」です。
今週は「小麦粉」です。
小麦粉は小麦を製粉して作られているのはご存じですよね。その歴史は古く古代エジプトの壁画に収穫の様子が描かれるほです。日本では弥生時代以降に伝わりました。初めは粒のままお粥の様にして食べられていたようですが、柔らかくするのに調理時間がかかることなどから、徐々に粉にして使われるようになっていったそうです。
国内の小麦消費の多くは外国産に頼っていますが、国内産小麦に関してはパン・中華麺用の使用量はわすかですが、うどん用の使用量は60%以上が北海道産です。ご存じでしたか?その北海道産のなかでも約40%が十勝産です。北海道産の小麦粉は、低アミロースの澱粉特性を持っているため、保水性が良く独特のもちもち感を製品に与えることが出来る事が特徴となっています。そのため、菓子用よりパン用での需要が多くスタートしました。
音更町に本社がある株式会社山本忠信商店では北海道産の「きたほなみ」から小麦のより中心部に近い部分を製粉しケーキやクッキーに使えるお菓子用の小麦粉「さらさ」と、さらさよりも外皮に近い小麦粉「華粉(なはこ)」を商品化しています。
十勝でも道産小麦を使ったお菓子を見かけます。「道産小麦粉使用」と表示されているお店もあるので気にかけて見てください。
【とかちスイーツクラブの推しスイーツ Vol.03】
お菓子の小松 「クッキー」
Information
お菓子の小松
池田町利別西町23-28
TEL 015-572-2228
営業時間 10:00~18:00(土・日・祝日9:00~17:00)
定休日 火曜日・第4水曜日(祝日の場合は営業)、ほか臨時休業あり