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Sweets na TOKACHI -「小豆」- たいやき工房 本店「たいやき 粒あん」Vol.06

こんにちは、札幌でアートディレクターをしている十勝出身の西島です。とかちスイーツクラブを主催して十勝スイーツの推し活動をしています!お菓子は食べるのも作るのも大好きです。みなさんお菓子のことをどれだけご存じでしょうか?お菓子にまつわるお話を紹介します。6回目のテーマは「小豆」です。

今週は「小豆」です。

「十勝産あずき」と言えば品質が良いことで有名ですね。そんな小豆はいつごろから十勝で栽培されるようになったのかご存じですか。

明治時代の中期に十勝の開拓が始まり、耕地の拡大に伴って豆の生産が増加します。明治22~23年頃には豆買い業者との取引が始まりました。それ以前の小豆は主に自家消費用の作物にすぎませんでした。

豆が十勝の商業的農業で基幹作物としての地位を獲得したのは明治35年頃で、移住者の増加と鉄道の開通などで帯広は急速に発展し、「豆の街」として知られるようになります。当時、小豆は高値で取引されたことから「赤いダイヤ」と呼ばれ、農家の栽培意欲を煽りました。

現在、小豆の収穫量の9割以上が北海道ですが、その中でも栽培に適した十勝地方が一大産地となり、ブランド化を確立しています。本来小豆は寒さに弱く、連作障害を起こしやすい作物です。日当たりが良く水はけの良い場所を好みます。広大な土地を誇る十勝では、輪作が可能で、水はけの良い火山灰の土壌が小豆栽培に適しています。さらに日照時間が長く昼夜の寒暖の差が大きいので、でんぷん質を豊富に蓄えた、炊き上がりがほっくりと甘みが強い小豆ができあがります。まさに十勝は小豆栽培に適した環境に恵まれていたのですね。

【とかちスイーツクラブの推しスイーツ Vol.06】

たいやき工房 本店「たいやき 粒あん」

生地に使われているのは風味のよい小麦粉「きたほなみ」。そこにきめの細かい特注きなこと、オーガニックふすまもブレンドして焼き上げる皮は、表面はサクサクで中はもっちりの香ばしく深い味わいになっています。1番人気の「粒あん」は十勝産小豆を使用。他にも「クリーム」「チーズ」もあります。各1個180円(税込)。
Information

たいやき工房 本店
TEL 0155-24-2522
帯広市東3条南8丁目1
営業時間/10:00~17:00
定休日/不定休

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西島 圭子

西島 圭子

アートディレクター/イラストレーター

広告代理店、制作プロダクションを経てフリーランスに。十勝のスイーツ情報を発信するため13年前からフリーペーパー「菓子王国十勝」を発行。ちゃんと食べないと紹介出来ないをスタンスにスイーツを食べ続け、2020年に胆石摘出手術を受ける。親が転勤族だったので十勝の至る所が出身地。現在札幌との2拠点で活動。もっと十勝のスイーツの魅力を全国に届けることを目標に奮闘中。

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