こんにちは、札幌でアートディレクターをしている十勝出身の西島です。とかちスイーツクラブを主催して十勝スイーツの推し活動をしています!お菓子は食べるのも作るのも大好きです。みなさんお菓子のことをどれだけご存じでしょうか?お菓子にまつわるお話を紹介します。7回目のテーマは「チョコレート」です。
今週は「チョコレート」です。
もともとイギリス人が固形のチョコレートを考案するまでは、チョコレートは飲み物でした。例えば「ホット・チョコレート」は聞いた事がありますよね。
初めはコロンブスがカカオの実をヨーロッパに持ち込みました。チョコレートがヨーロッパにもたらされた最初の記録は1544年(中世、室町時代・戦国時代)に飲み物としてスペインの宮殿に運ばれています。後に王侯貴族から庶民へ親しまれるようになって行きます。当初チョコレートはスペインのみで普及していましたが、スペインのアナ王女がルイ13世と結婚した際にフランスにチョコレートがもたらされました。後にヨーロッパ各地に伝わって行きます。
では日本ではどうだったのでしょうか?
一説に初めてチョコレートを食べた日本人は支倉常長(はせくら つねなが)と言われています。慶長遣欧使節団の大使としてヨーロッパに渡り、スペイン滞在中の1617年(江戸時代)に菓子とともに薬用として食べたとされていますが、固形のチョコレートが作られたのが1847年ですから、この当時チョコレートはまだ飲み物だったと思われます。
日本のチョコレートの記録の最初としては、1797年(江戸時代)「長崎見聞録」に「しょくらとを」を湯に溶かして薬用として飲むと書かれています。
1878年(明治11年)に日本初の国産チョコレートが販売されています。カカオ豆からの一貫生産は森永製菓によって1918年(大正7年)に開始されています。こうして日本ではチョコレートが復旧してきたのです。
チョコレートは古くから高級品として口にされてきましたが、甘い庶民のお菓子になったのは大正時代なんですね。
【とかちスイーツクラブの推しスイーツ Vol.07】
おびひろろまん亭 西12条店「チョコモンブラン」
Information
おびひろろまん亭 西12条店
TEL 0155-65-0825
帯広市西12条南4丁目1-12
営業時間/10:00~19:00(ドリンクLO18:00)
定休日/木曜日(イベント時は営業)