みなさまこんにちは!十勝で天然素材の洋服を作るデザイナー小野寺智美が日々の生活を綴る「日々空色journal」。地方でものづくりやパラレルキャリアを目指す方へ、また、十勝暮らしに憧れている方々にも日々の彩りをお届けできたらと更新していきます。今日のアイキャッチフォトは「リネン2カラートップス」です!暑い季節着られるのはTシャツだけではないんです。リネンでさらりとたのしめるトップスがあったらな、、♪とつくったSjunde himlen.の洋服です。
前回のコラムは以下
https://sumahiro.com/lifestyle/himlen05.html
春、、、お引越しや年度変わりで断捨離が進む季節
「いつか着るだろう、、」と思いながらも何年も着ていない!!!
そんな洋服がクローゼットに1着2着、、、ならぬそんな洋服がクローゼットを埋め尽くしている!!!なんて方、いるのではないでしょうか?わかります、とっってもわかりますよ!!!だって洋服が大好きだから捨てられない!!!(だよね?w)
洋服を作っている私ですが、普通に自社のブランド以外の服も購入して着るのも好き。だからハッと惹かれた1着に出会ったらついつい買いがち。。プラス何年も前に買ったものでも「この部分が気に入ってるんだよな〜〜」なんてなかなか手放せなかったり。でも、でも!!!原点に立ち返り考えてみれば「服は着てなんぼのもの!!!」どんな理由であれど着ないのであれば手放すのが一番。そんな洋服たちをゴミとして捨てるには心苦しい!新年度に向けてのこの季節、着なくなった洋服の活用方法を一緒に考えてみましょう〜〜!
洋服の交換会をしてみる!
いらない洋服や小物を持ち寄って交換会を開催してみてはいかがでしょうか?♪東京都内ではCLOSETtoCLOSETという3着持参で3着持って帰れる古着のPOP-UPショップなんかもあったりするそう。
渋谷区を中心にレンタルスペースを回りながらショップをオープンしていますが今後は全国展開も目論んでいるそうですが、自分の住んでいる地域でこういうサービスがなくとも「まずは中良い友人同士で」不要となった服をも持ち寄り交換会をはじめてみるのも楽しそうです!!
服を寄付する!
いらない服を「寄付」という形で整理して郵送できるサービスをこの機会に利用してみるのもおすすめ。
『古着deワクチン』は専用キットを取り寄せて服を入れて郵送するだけで認定NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会を通じて開発途上国の子どもたちにポリオワクチンが届けられ、一口につき5人の命を救うことができます。
小さな布にして活用する!
「今まで大切にしていた服を捨てるにはしのぎない、、」方に洋服そのものを交換したり、寄付する方法を挙げてみましたが、服自体を「ちいさな布」=ウエスとして活用する、というのもオススメです。ウエスとは雑巾がわりに使える小さな布のことですが、Tシャツ素材などは「鏡の磨き上げ布として」、吸水の良い綿素材は「シンク周りの噴き上げとして」などなど小さくカットした布の素材に合わせて活用場所を決めていくのもよいでしょう。♪
着なくなった洋服を「ただ捨てる」ではなく必要な場所へ届いたり活用してから捨てる、ちょっとしたことでできるSDGsになるのも嬉しい。着られなくなった洋服自身もそのほうが嬉しく役目を終えるだろうな〜と感じます。春を迎えるまえに断捨離を楽しく進めたいですね!
Profile
小野寺 智美 | ファッションデザイナー | 経営者
1983年生まれ。十勝在中。ファッション専門学校時よりファッションショー企画を続け10年で約300型を発表。2014年に事業を立ち上げ「自社製造の天然素材ブランドSjundehimlen.」をスタート。2023年野菜など天然原料染めのブランドを立ち上げ。「基本受注生産」の捨てないアパレルとして発信中。地方でものづくりを生業とする中での日々の気づきや、十勝暮らしで感じたキラッと素敵な瞬間を綴ります。