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移住体験コラム④ 北海道・十勝に移住体験して思い知ったレベルの高さ(イベント編)

北海道に暮らしはじめて、早4か月。この間、『3年ぶり』といういろんなイベントがそこらかしこで開催されていました。まだまだ本気を出せていないイベントも多いなか、時間の許す限り、大小さまざまなイベントに行ってきました。今回は、そのイベントの実力のほどをレポートします。

理想のみらいフェス2022年12月4日(日)10:00~16:00@とかちプラザ

過去のイベントをお伝えする前に、直近のイベントを告知させてください。なぜなら私たち家族も参加する予定なので。自分にとっての“しあわせ“ってなんだろう?地域や子どもたちにとっての”しあわせ“ってなんだろう?みんなの理想を手に入れるためにはどうしたらいいだろう?この問いに答えを出すべく企画されたのが「理想のみらいフェス」@とかちプラザです。

理想のみらいフェスでは、大人も子どもも楽しめる《マルシェ》《トークイベント》《上映会》などなど・・・さまざまなコンテンツでの体験をとおして、みんなの未来を楽しく『自分ごと化』していきます。

いままでどうだったかじゃなく、できないと思っていたことが「できた」。“小さな自信”をみつけた“仲間”をみつけた。人や社会、環境にやさしい暮らしを実践するきっかけにもなった。という気づきに繋がるイベントです。

『思いやりマルシェ』を開催!

本フェスを一緒に盛り立ててくださる飲食店や物販店、クラフト作家さんたちでつくる未来に残したい思いやりと一期一会で、お腹と心が満ぷくにエシカルポイント見える化の十勝らしい時間が流れるマルシェです。

『わくわく未来トーク』を覗いてみよう!

このトークに私たちが参加します!“生きることを楽しむ“4人のプレイヤーが、人や動物、食料自給、環境保全、防災や住まいなどなど・・各分野で取り組んできた仕事や活動を紹介しつつ、大人も子どもも課題をみつけてすぐ実践したくなるトークです。

『夢みる小学校』上映会

これからの時代を創っていく子どもたちが本当に培っていくといい力って?2020年度から文部科学省が大きく舵をきった『アクティブラーニング(自主的探究)』って具体的にどういうことなんだろう?一人ひとりの個性を大切にした子どもファーストな3つの学校が舞台の“ミライの教育ドキュメンタリー”映画『夢みる小学校』を地域の皆さんにお届けします。

『子どもマルシェ』で非日常体験を!

子どもの“やりたい“を叶えて、夢中になれる飽きない遊びの場をつくりつつ、その場にいる大人たちが楽しい…! 決定権は子どもたち、子どもが主役だから大人は手も口も出さない職業体験や子ども店長イベントです。

この後は、これまでのイベントについて紹介します。

この夏~秋のイベントラッシュはホンマにすごかった!

今年はラッキーなことにコロナ禍から少し通常モードに変わってきていたということもあり、各地で3年ぶりとなるイベントが開催されていました。そんな数あるイベントにも我々家族は乳飲み子双子を連れて勇猛果敢にも10か所以上行ってきました(笑)小さな子供をイベントに連れていくと、「渋滞」「場内混雑」「行列」などなどに悩まされるわけですが、様々なイベントに行ってみたところ、『本州のイベントのような大混雑はほとんどない』ことが判明。それどころか、このクオリティでこれだけしか人がいないのか!?と思うレベルのイベントもあり、すごく贅沢!としか言いようがないくらい楽しませてもらいました。

全てご紹介したいところなのですが、数あるイベントのなかでも、特にこれはめちゃイケてるやん、来年もめっちゃ期待できそう!なイベントをご紹介します。

芽室落花生祭り

みなさん、「ゆで落花生」というのを食べたことはありますか?だいたい落花生というと煎られた「ピーナッツ」を想像されると思いますが、この「ゆで落花生」はその名の通り茹でられた落花生で、柔らかい独特の触感と風味。足がはやい落花生をこの食べ方で食べられるのは生産地の近くしかないのです。

実は農業大国でもある千葉県が大生産地になっていて、2年間人事異動で千葉に暮らしている時にこの存在を知り、美味しさのとりこになってしまっていました。まさかそのゆで落花生が十勝で食べられるなんて・・・チラシでこの祭りを発見したワタクシ、ノータイムでGO!することとしました。

少し遅い目に行ったため、目玉の一つ、『第1回全国ピーナッツ早採り選手権大会』は終わってしまっていましたが、落花生収穫体験でしっかり落花生をゲット!今回は100円で4束取れるということで夫婦で8束分取りましたが、もうびっくりするほどの落花生をゲットでき、ホクホク顔となりました!
【十勝毎日新聞WEB版】

そのほかにもどろんこ号(トラクター)でピーナッツ畑をゆっくり散策したり、メムピー(芽室ピーナッツの略)の歌を楽しんだり、でっかいトラクターと双子の写真を撮ったり、小規模なイベントやったけどめっちゃ楽しめた!だけではなく、実はどさんこワイドさんの取材もあって、ほんのチラッとだけですが、双子がTVデビュー出来ました(笑)

今年はそこまでPRをがっつりされていなかったようですが、来年からの更なる面白いイベント企画を楽しみにしています!!

かちフェス

私も本業では、いろんなイベントを立ち上げたりしているのですが、このイベントのクオリティの高さはかなりびっくりしました。中の人と偶然別の場所で知り合ったのですが、あり得ないくらいの短期間で、すごいスピード感で進められたそうです。配置・コンテンツ・場所……。

仮に同じことを東京圏でやろうものなら、恐らく10万人くらい来ていたのではないか・・・と思えるくらいの高いクオリティでした。通常半年以上前からビルドアップしていくイベントを数カ月でやるのはいい出店者さんを集めるということも難しくなるなか、粒ぞろい。

通常では実現できないサウナ、色とりどりの飲食ブースにキッチンカー。そして十勝のあれこれを集めたハンドメイド作家さんたちのエリア。この真ん中に、大きな芝生広場があり、思い思いにレジャーシートを敷いてくつろがれていました。そこには特設ステージがあり、ゆるーい何とも言えないこの場にピッタリのライブが繰り広げられていました。

思わずのんびりしすぎたので、帰宅が遅くなってしまうくらい。もちろん、子どもたちは芝生広場に転がして、遊ばせてみました(笑)

十勝ファーマーズマーケット

帯広市の緑が丘公園にて行われているマーケット。公園自体のレベルの高さはもちろんなのですが、配置計画や出店されているお店のレベルの高さ、すごく素晴らしい。実は、私の妻は革小物作家でもあり、このマーケットには出店できないかと検討していたのですが、双子育児をしつつ、十勝管内での引越しもありつつと言うこともあり、今回は断念・・・

今回、9月の最終回に行ってみたのですが、小雨が降るなか、なかなかの人出。美味しいピザとカレーを食べられて、本当に大満足でした!友人のところがワンコを連れてきていたので、記念撮影もかなりおもしろいものが撮れました(笑)

このファーマーズマーケットはコロナ禍で一時中断していた時期もあるようですが、今年から復活。来年からは更に面白くなるんとちゃうかなぁと思わせてくれるいいイベントでした。

とかち熱中小学校

これはイベント、というわけではないのですが、実は開設時から関わらせていただいて、応援している「もう一度7歳の目で世界を・・・」をコンセプトとしている大人の学びの場です。通常の社会人スクールはガツガツしているものが多いですが、こちらはそれより一歩引いた形の内容。とは言え、その道のプロフェッショナルが講義をしてくださることもあり、本音トークがたくさん聞ける、貴重な場となっているよう。

この10月から第11期が始まり、以前から気にはなっていたので、えいや!と双子を連れて体験入校してきました。なんだか、入学式という看板と双子を写真撮ると、感慨深い(笑)

当日は、浦幌町という、以前から地域おこし協力隊の制度などをフル活用され、地道に「うらほろスタイル」というまちづくり・ひとづくりの流れをつくられているステキなまち。実は、双子を連れて歓迎していただいている喫茶店『カナリヤ』さんもあって、久々に行ってみました。のんびりした純喫茶で、すごくステキなのです。1979年オープンということで、僕とほとんど同い年の歴史。ステキなご夫婦が経営されていて、いい空気感が流れている良いお店です。

そうそう、熱中小学校には、体験入学してみたところ、双子を連れて受講してもウェルカム!という雰囲気だったこともあり、勢いで夫婦で入学することになりました!なんと、ちょうどキリバンの今期入校100人目となったようです(笑)

既に第2回は終わって、次は12月に第3回、第4回。今からすごく楽しみです。

暮らしてみた満足度はほぼ満点!そして、まだまだこれからイベントが!

移住体験を始めて4カ月が経過しましたが、非常に満足度が高い日々を過ごせています。本格的に暮らすとなると、体がいくつあっても足りないのでは?!と思えるほど、毎日何かがあり、誰かと出会い、生活が潤っていきます。ただし、車の運転は必須になりますから、運転技術は安全運転さえできればいいですが、ペーパードライバーの方は、ぜひしっかり練習をして、十勝暮らしを満喫してもらえたらいいなぁと思います。

もちろん、本州で暮らしていても、イベントなどももちろんあるし、グルメもあるわけですが、十勝でのイベントは、のんびりした雰囲気ながら素晴らしいクオリティでした。イベントに行く立場からすると、もう大消費地でのイベントはいいかなぁ・・・と思えるくらいそれぞれ満足度が高いものでした。

そして実は・・・まだ12月にもイベントがあります!!冒頭でご紹介した『理想のみらいフェス』という名の主にファミリー、ママ・子どもたち向けのイベント。実はこのイベントに、厚かましくも僕がトークで登場!させていただくことに。また、ワークショップ&物販では妻が革小物作家として出店いたしますりあん:https://www.instagram.com/lian_koma37/)

このコラムでご覧になられた方で、僕の新しい暮らし方・子育てに興味がある方、ハンドメイドなどが大好きな方、お子さんを連れてどこに行くか迷っておられる方、キッチンカーや、映画上映などもあり、トークイベントの後には参加者さん限定でステキな賞品が当たる抽選会もあるようです。すごく楽しいイベントになると思いますので、ぜひ足をお運びください!!

【INFORMATION】

【理想のみらいフェス】
2022年12月4日(日)10:00~16:00@とかちプラザ

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。



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小正 茂樹

小正 茂樹

不動産屋 / 移住ライター

暮らし方探求者。日本最大級の不動産会社に属し、主に自社物件管理・運営に従事。無印良品とコラボしたリノベーションプロジェクト、グッドデザイン賞を受賞した「暮粋(くらしっく)」など数々のリノベーションや、賃貸でもDIYを楽しめる「DIY住宅」を確立。WEBマガジン「うちまちだんち」の編集を担当。現在は双子が産まれ、約1年の長期育児休業を取得。2022年7月から約半年間『移住体験』の制度を活用して大好きな北海道にプチ移住を体験。

  1. 移住体験コラム⑥ 北海道で移住体験!郊外暮らしを満喫してみた(上士幌町編)

  2. 移住体験コラム⑤ 北海道・十勝に移住体験して思い知ったレベルの高さ(日々の暮らし編)

  3. 移住体験コラム④ 北海道・十勝に移住体験して思い知ったレベルの高さ(イベント編)

  4. 移住体験コラム③ 北海道で移住体験!郊外暮らしを満喫してみた(豊頃町編)

  5. 移住体験コラム② 移住体験住宅の特徴と賢い選び方。育児休業でプチ地方移住

  6. 移住体験コラム① 育児休業と移住体験を組合せて、大好きな北海道で暮らす

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