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移住体験コラム⑤ 北海道・十勝に移住体験して思い知ったレベルの高さ(日々の暮らし編)

北海道に暮らしてみて思ったこと。それは、「とっても豊か」なこと。敷地が広い、自然が豊か、ご飯が美味しい。もちろんそういったことは言い古されていて、そらそうやん、と思ってました。でも、数カ月体験してみると、いかにその素晴らしい環境が毎日続くことが幸せか、じわじわとボディブローのように体にしみてきます。今回は、何気ない日々の暮らしの風景をご紹介します。

のんびりした風景は癒しのひととき

本州、それも日本で2番目に小さな都道府県である大阪からやってきた我ら家族。特に私は、生まれも育ちも大阪のド下町・弁天町というところで生まれ育ったのですが、排気ガス、騒音、密集した街並み。これはこれで、生まれ育ったまちでもあり、すごく愛着があって、ええとこではあるのですが、大学生になって初めて来た北海道の悠然さにノックアウトされ、今、体験移住をしています。

どこまでも続く地平線、凛とまっすぐ天に伸びる防風林、きれいな水がこんこんと流れる川。どれを取っても、本当に素晴らしい環境です。目に見えませんが、間違いなく空気のキレイさは比べるのが申し訳ないくらい。たまに畑から出てこられたトラクターの土煙がくるのも、自然を感じる、と思えてしまいます(笑)

目線を遮るビルがないというのが、これほどまでに気持ちまで楽にしてくれるというのは、今回、改めてしみじみ感じています。

特に、夏からの風景・色味の変化は、季節が移ろっているのをすごく感じることができ、妻とも、「こんなに夕日ってキレイやったっけ?!」と日々話すくらい気持ち良い風景が目を楽しませてくれます。

十勝は農業王国。食材のレベルが恐ろしいくらい高い!

十勝は農業王国で、食料自給率は十勝全体で1,339%(2021年)と言われています。今いる上士幌町は約3,500%、先日までいた豊頃町も3,000%を優に超える食料自給率だそう。日本全体では38%(2021年)と言われていますから、びっくりするほど食に関して裕福なエリアなんやなぁと改めて感じます。

こういった数字は、よく目にするものの、実際ほんまに地元の人はどんなもの食べてるんやろう、というのは前から気になっていました。旅行となると、基本は外食や宿でのご飯ばかりで、なかなかスーパーなどでお買い物することも少ないわけですが、実際暮らしてみると、いろんなスーパーや産直市場などに出かけてみたり、いろんなまちのごはん屋さんに行ってみたり。

スーパーや産直市場では明らかに本州と違う点が。『野菜がイキイキ』しています。主観でしかないですが、ほんまに野菜がすごく新鮮な感じで並んでいて、産直では当然ですが、地場のスーパーでも、十勝産・道内産のものがすごく多く並んでいて、どれもこれもおいしそう!向こうから、オレ新鮮やで~と話しかけているようにルンルンしている感じです(笑)

更に、ありがたいことに、近所の農家さんからのありがたいいただきものお野菜をたくさんいただけたりするのもすごくうれしい&ありがたいポイント。当然とれたてですし、顔が見える生産者さんからの食材は、安心しておいしくいただけます。豊頃町の時には畑で自ら収穫したトウモロコシやジャガイモ、ズッキーニなども食べられて、幸せ感満点でした!

十勝と言えば安くてうまい、そして大盛りが当たり前(笑)

ご飯屋さんもこの数カ月の間にいろんなところに行ってみました。十勝エリアはユニバーサルチェーン店泣かせのエリアで、地元のお店がすごくよく頑張られています。よく言われる話としては、焼肉『平和園』というソウルフードのお店の隣に『牛○』という全国チェーンが出店してきたところ、半年もたたないうちに閉店してしまったとか(笑)

地元の方も愛する食べ物と言えば、焼肉『平和園』、お菓子は『六花亭』『柳月』『クランベリー』、パンは『満寿屋商店』など、幅広いメジャーなソウルフードがこれでもかとたくさんあります。このなかでは、満寿屋商店さんが運営される、日本一広い敷地のパン屋さん「麦音」さんや『クランベリー』のソフトクリームは既に何回食べたかわからないくらい・・・


あと、十勝と言えば、忘れてはいけないのが豚丼。駅前に有名な「ぱんちょう」さんがありますが、個人的には、更別村にあって、音更町に移転された「豚丼のかしわ」さんが大好きです!豚丼屋さんももちろんあるのですが、普通にまちの喫茶店や食堂にも当たり前のように豚丼があり、肉の厚み、タレの味、付け合わせまで、本当にいろんなアレンジがあって、豚肉を焼いているだけと思ったら大間違い!

今回、6カ月という期間暮らせていることもあり、メジャーなもの以外にも色々と挑戦してみています。結果、分かったこと。甘いものもご飯もとにかくおいしいところが多い!そして、こりゃ太るわ、、、というくらいボリュームがあるお店も多い!どのお店も大盛り対応をしてくださるので、ついつい、大盛りを頼んでしまう悲しい40代・・・そろそろ戒めないとまずいです(苦笑)

音更道の駅にある「麦笑壱咲」さんのチク玉天ぶっかけ(大)。毎回大盛りにしてしまいますが、普通森でも多分足ります(笑)食べた日の体重計は怖い・・・池田町に本店がありますが、めちゃうまい。

そうそう、食事をするに当たり、双子育児をしている身として、いつも悩むのが、双子ベビーカーで入れるお店かどうか。間口が広いお店、そして、お店のなかもある程度ゆとりがあることが重要になってきます。せっかくやから子供たちを連れて、美味しいものを食べたい!とよく探し回っていました。

ただ、これが実はきちんとアーカイブされていたりすることはなく、自分の勘を信じて、ひたすら食べログやグーグルマップなどでお店の外観や内観をチェックしまくる、という原始的なことをやっていました。。。

十勝の方々は、小さなお子さんがいらっしゃると、テイクアウトかドライブスルーばかりになるということで、ベビーカーが入れるかどうかという情報はなかなか口コミでも聞けなかったので、こういうのをどんどんアーカイブできるといいなぁ、子育てしてても、美味しいものをお店で食べたい!と思うタイプなので、何とかできたらいいな、って思っています。

とにかく満足度が高すぎて、体重も高止まりで困り果てる今日この頃ですが、大盛りだけはいったん停止して、美味しいご飯屋さん巡りをこれからも続けていきたいです。

【INFORMATION】

芽室町ファーマーズマーケット愛菜屋
麦音
クランベリー
豚丼のかしわ
柳月スイートピアガーデン
ROADHOUSE.NEST
うどん麦笑壱咲

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。




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小正 茂樹

小正 茂樹

不動産屋 / 移住ライター

暮らし方探求者。日本最大級の不動産会社に属し、主に自社物件管理・運営に従事。無印良品とコラボしたリノベーションプロジェクト、グッドデザイン賞を受賞した「暮粋(くらしっく)」など数々のリノベーションや、賃貸でもDIYを楽しめる「DIY住宅」を確立。WEBマガジン「うちまちだんち」の編集を担当。現在は双子が産まれ、約1年の長期育児休業を取得。2022年7月から約半年間『移住体験』の制度を活用して大好きな北海道にプチ移住を体験。

  1. 移住体験コラム⑥ 北海道で移住体験!郊外暮らしを満喫してみた(上士幌町編)

  2. 移住体験コラム⑤ 北海道・十勝に移住体験して思い知ったレベルの高さ(日々の暮らし編)

  3. 移住体験コラム④ 北海道・十勝に移住体験して思い知ったレベルの高さ(イベント編)

  4. 移住体験コラム③ 北海道で移住体験!郊外暮らしを満喫してみた(豊頃町編)

  5. 移住体験コラム② 移住体験住宅の特徴と賢い選び方。育児休業でプチ地方移住

  6. 移住体験コラム① 育児休業と移住体験を組合せて、大好きな北海道で暮らす

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