移住=なんかワクワクする、憧れ、素敵な響き。男性の育児休業=会社の席がなくなる、家庭での位置関係などネガティブなイメージ。この全く関連しなさそうな二つを掛け合わせてみると、実はすごく豊かな暮らし方&働き方改革となるかもしれないんです。
移住体験してみたい。育児休業をとるためにやったこと
移住体験をしてみたい。
こういう思いをお持ちの方はかなり多いのではないでしょうか。とはいえ、仕事を抱えている身としては、居住地を勤務地とは全く異なるところに変えるのは簡単なことではありません。
会社辞めたら・・・いやいや、そんなに簡単に踏ん切り付けれるもんでもないですよね。
そんななか、昨年の春。「双子でした」という妻からの衝撃のコメント。双子が産まれてくる、現実として考えてみると、子育ては一人じゃ無理やわな・・・そう思った瞬間「育休取ろう」と思ったのです。
幸運なことに、無事2021年10月に双子男子の父となることが出来ました。
そんななか、ふと、「育休中って別に会社に通勤せんでもええし、移住体験できるんちゃう?!」と頭によぎりました。男性の育休。今の日本ではハードルが高い気がしますが、会社の制度としてはしっかり男性も育休取りましょう!となっています。法律も改正され、流れは男性も育児をしっかりやろう!となっているはず。ただ、周りを見渡しても、1、2か月程度の短期育休を取っている人は増えてきているものの、半年以上となると、全くと言っていいくらいいない状況ではありました(笑)
とはいえ、あきらめないワタクシ、相当前から会社と相談し、双子が産まれてくる2021年度は仕事をしっかりこなし、年度が変わる2022年度に長期の育休を取らせていただくために、人事配置上、周りの方に極力迷惑が掛かりにくいような状況をつくり、自分としても、(多分)会社としても、育休取得ウェルカム!という道筋をつくり出し、約11か月の育休取得がかないました。けっこう大変でしたが、妻と双子ちゃんのためです。
そして、会社からは無事、子育てをする場所は、どこでもかまへんよと。もちろん、我が妻へも18ページに渡るプレゼン資料にて、了解を得て、無事7月から、住処である大阪からはるか彼方、北海道にて移住体験&子育てをすることになったのです。
生まれたての双子と移住体験
お互いの実家は大阪と広島。地縁は一切ない北海道には、単に「私が大好きなエリアやから」という理由で選びました(笑)実は北海道、移住促進・関係人口づくりのメッカ的なエリアでもあり、実に様々なまちで体験移住が可能な『移住体験住宅』というものが用意されているのです。
移住体験ができるまちは山ほどあれど、その期間や家賃、築年数、、、それはそれはバラバラです。この中から自分にマッチする住宅を宝探しをするのがすっごく楽しい作業。
私は、妻とのネゴにより、『半年間』の北海道暮らしをゲットできたので、半年間継続して暮らせる条件のまちを探しまくりました。特に、個人的に友人・知人が数多く暮らしている「十勝」エリア。この「十勝」エリアは北海道のなかでもなんかわからんけど、ウマが合う人も多く、楽しいモノコトヒトが集積している気がする。そんな気持ちで、選びました。実は、もう一つすごく気になっているエリアもあったのですが、申込期限が過ぎていた・・・というのもあったわけなのですが。
移住体験してわかったこと。十勝は本当に広大な農地が広がります
移住体験は、各市町村で個別に募集しています。そして、その条件は本当に様々。
今回、私は、半年という長期滞在が申し込み可能、かつ申込みがまだ間に合った『豊頃町』『上士幌町』の2町に申込させていただき、人気のエリアながら、無事2町共に当選通知をいただいた次第です。恐らく、私たち家族のように、0歳児双子を抱えて移住体験を希望する、というのがかなり珍しく、選んでいただけたのかもしれません。
結果、7月10日から北海道に来させていただいていますが、「すごく心地よく、かつ人生にいい影響がある」と言い切っても間違いないと思いました。次回以降、なぜそう感じたか、などなど十勝での移住体験&子育て奮闘記?を書き綴りたいと思います。
豊頃町移住計画ガイドHP
北海道の移住体験先一覧・まとめ(一般社団法人 北海道移住交流促進協議会HP)
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。