十勝の大地が育んだ、国産の宝「十勝産小麦」。その豊かな恵みを駆使するシェフの手による一皿を、口にする歓びを想像してみてください。十勝産支援協議会に加盟する料理人の熱い想いと、匠の技が織りなす味わいを、記事にまとめてみました。十勝の真の美味しさを体験してみてください。今回は月替わりのおすすめランチで有名なバード・ウォッチ・カフェです。
北海道ホテルのレストラン「バード・ウォッチ・カフェ」
ホテルの庭を見渡せるテラスも備えた「バード・ウォッチ・カフェ」
帯広駅が開業する6年前・1899年(明治32年)に誕生し移転、リニューアルを経ながら120年以上の歴史を歩む北海道ホテル。
その中にあるレストランが「バード・ウォッチ・カフェ」です。テラスがあり自然に囲まれた店内には、日の出から夕暮れまで一日中太陽の光が差し込む、開放感に溢れた空間が広がります。暖かな季節だけではなく、秋は紅葉、冬はイルミネーションを楽しめるんです。夏季限定のテラス席では、キツツキなど様々な野鳥と出会うことができます。
気になるお料理は、料理長がこだわり抜いて選定した地元・十勝産の食材を使用。素材の色鮮やかさはそのままに、美味しさの魔法にかけられた料理がテーブルに届いた瞬間には思わず笑みが溢れてしまうでしょう。フランス産を中心に、常時200種類のワインを取り揃え、7人のソムリエがお料理とのペアリングを考慮したワインを提案してくれるんです。日常の忙しなさから解放してくれる空間で特別なひと時を満喫しませんか。
旬の食材に合わせて毎月変わるランチメニューは種類も豊富
季節ごとに異なる最高の食材を使用したメニューを毎月シェフが考案。地元食材の魅力と美味しさを存分に堪能できます。メニューの種類も多く、スープ・サラダ・デザートなどがセットになった「特製パスタプレート」や「お魚ランチプレート」は1,000円代から。北海道・十勝の特産品を活かした「月替わりのおすすめランチ」は2,200円(税込)。大切な人と過ごす特別な日にはフレンチを堪能できる「ランチコース」3,980円(税込)がおすすめです。
道内各地で様々な食文化に触れたシェフも特別視する“ 十勝の食材”
「厚岸町で生まれ、父の転勤で北海道内各地で幼少期を過ごしました。様々な土地の食材・食文化に触れ、幼少期から食べることが大好きでした。徐々に『食』に対する関心が強まり、次第に料理人に強い憧れを持つように。その気持ちは次第に夢へと変わり、高校卒業後は札幌市内の調理師学校へ進学。札幌、東京、イタリアでの修行を経て、2005年北海道ホテルへ入社しました」と話してくれたのは、洋食料理長の大野 公嗣氏。幼少期から各土地の食材に触れてきたシェフも絶賛する十勝産食材のレベルの高さ。「旬の食材に手を加えることで最高な一皿としてご提供したい」と笑います。
十勝の魅力を丸ごと詰め込んだパン 小麦は「キタノカオリ」を使用
バード・ウォッチ・カフェで提供するパンは、全て十勝産小麦「キタノカオリ」を使用。一番の特徴は、しっとりもっちりとした食感。パン職人が丁寧に焼き上げ、北海道ホテル内にある「アンクル・モールセンズ」でも販売されています。小麦以外にも、卵、牛乳、ハチミツ、トッピングされている食材まで十勝産食材にこだわっています。さらに、もうひとつ秘密が隠されています。なんと、十勝のモール温泉が使用されたパンも。モール泉に含まれる植物由来の有機物が、まろやかな香りと深みのある味わいを引き出してくれるんです。十勝の恵みをこれでもか!と、これほどまでに丸ごと詰め込んだパンは他にはないでしょう。
■バード・ウォッチ・カフェ
〒080-8511 北海道帯広市西7条南19丁目1番地
電話:0155-21-0001(代表電話)
営業時間:【朝食】6:30-10:00 【ランチ】11:30-15:00(LO 14:00) 【ディナー】 17:00-21:30(LO 21:00)※コースのLOは20:00
休日:月曜・火曜 ※祝日の場合は営業 ※GW・年末年始は休まず営業 ※月曜日は「2食付き宿泊プラン」でご予約済みのお客様のみ利用可能
座席数:56席
駐車場:あり
公式HP