「ファーストフードはハンバーガーだけじゃない!」。メキシコのファーストフード「ケサディーヤ」や「タコス」などを提供するスパイス料理専門店「かもめスパイス研究所」が6月17日、帯広市西3条通沿いの「帯広太陽ビル」1階にオープンしました。手掛けたのはキッチンカー「タコス屋シーガルキッチン」のオーナーであり、十勝フードトラック協会の会長でもある山中大輔さん。
帯広になかったタコスとケサディーヤに舌鼓!
かもめスパイス研究所では、道産和牛タコスや自家製ミートタコス、タンドリーチキンタコスのほか、メキシカンにとってのファストフード「ケサディーヤ※」など豊富なメニューを提供。陸別産ウインナータコスや蝦夷のタコライス、道産豚のガパオライス、北海道産豚肉を使用した自家製タコミートなど、地元食材とスパイスをかけあわせた料理が楽しめます。
※ケサディーヤはメキシカンにとってのファストフード。チーズやトウモロコシなど、旨味の強い具材をトルティーヤにはさんで食べる料理のことです。
また、自家製サルサのナチョスや自家製ミートのナチョスなど、バラエティ豊かなメニューも魅力。イートインも良いですが、テイクアウトで屋外や自宅で楽しむのもヨシ!
「今日はファーストフードにしようかな?」と思ったら、たまにはハンバーガーショップではないメキシコのファーストフードを楽しんでみては?
店内は、シンプルかつ機能的なデザインで自然素材や自然のモチーフが多く取り入れられ、ゆったりとした時間を過ごすことができる北欧モダンな雰囲気が漂っています。4人がけテーブル席と2人がけテーブル席、さらにカウンター席3つもありますので、気軽に立ち寄って食事を楽しむことができます。
タンドリーチキンタコス
陸別産ベーコンのケサディーヤ
和漢薬膳師の資格を生かし、スパイスで進化する料理を
山中大輔さんは、これまで食の王国である十勝の豊かで豊富な食材を生かし、健康的な食事を提供することを目指してきました。
今回オープンした「かもめスパイス研究所」では、和漢薬膳師の資格を取得し、スパイスの勉強を始めた山中さんが、日々スパイスを使ったからだに優しいメニューの研究を続けるお店なんだそう。。
研究所では、スパイスのみならず、十勝野菜や牛肉の端材を使用するなど、持続可能な開発目標(SDGs)にも取り組んでいくそうです。
※和漢薬膳師とは、和漢薬膳食医学会が提唱する日本型薬膳「和漢膳」。3000年の歴史を持つ中国薬膳を日本人の体質や好みに合った料理にアレンジしたもの。その知識と技術を身につけ、人々に「健康・長寿」に導く食のアドバイス、指導がおこなえる資格が「和漢薬膳師」です。和漢薬膳師は「薬膳マイスター」としても知られているそうです。
「当店は変わらない味!を売りにはしていません。多種多様なスパイスと食材を組み合わせた料理の味は常に進化し、今後も研究を重ねることで、味が進化するお店なんです。」(山中さん)。
研究員を募集!キッチンカーのオーナーも育てる山中さんに注目!
かもめスパイス研究所からのお知らせ
研究員募集
かもめスパイス研究所では、一緒にスパイスと料理を研究する研究者を募集しています。シェフ経験がなくても食品メーカーでの開発や研究業務を経験した方々の参加を歓迎しており、自身の研究結果をコンシューマーに直接伝えることができる魅力的な環境です。興味のある方はぜひお問い合わせください。
キッチンカーはじめたい人募集
かもめスパイス研究所は、十勝のキッチンカーを中心とする「とかちフードトラック協会」の会長である山中大輔さんが、キッチンカー開業をサポートするためのキッチンカー開業セミナーや情報提供、ノウハウの共有なども行っています。キッチンカー事業に興味のある方々にとって、頼りになる存在となっています。
かもめスパイス研究所は、帯広市西3条通沿いの「帯広太陽ビル」1階に位置しています。ぜひ足を運んで、魅力的なお店の雰囲気と、スパイス料理の魅力を堪能してみてください。
【INFORMATION】
■かもめスパイス研究所
住所:帯広市西3条通帯広太陽ビル1F
営業時間:11:30~14:30(LO14:00)
定休日:月曜火曜※土日イベント出店時はお休み
タコス屋シーガルキッチン
十勝フードトラック協会
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