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帯広コーヒー巡り 編集長のスペシャルティコーヒー店を紹介(不定期更新)

こんにちは。スマヒロ編集長です!ここでは帯広のちょっとした「コーヒーの宝石たち」をご紹介します。最近、すっかりハマっている帯広のスペシャルティコーヒー。いろんなお店を巡って、いろんな味を楽しんできた中で、特に心に響いた一杯を提供してくれるお店を、みなさんにお伝えしたいと思います。僕が自信を持ってオススメする「帯広のコーヒー」、その奥深さとバラエティ豊かな魅力を一緒に探ってみませんか?

今回の更新(2024年9月25日)で6店舗を紹介。帯広コーヒー巡りははじまったばかりです。不定期更新。お気に入りのコーヒー店をみつけてくださいね。

注:個人の見解コラムです。

花カフェ きいぶし

花と香り立つコーヒーで癒される

花と香り立つコーヒーで癒される「花カフェ きいぶし」へようこそ。

お花の教室も開催する隠れ家的なカフェがあります。その名も「花カフェ きいぶし」。美味しいコーヒーと彩り豊かなサラダ付きランチが話題で、訪れる人たちを魅了し続けているんです。

コーヒーの話の前に、サラダランチの魅力から……。

定番の「ライ麦パンサンド」と「パンサラダ」には、栄養豊富な十勝産の野菜10種類以上がふんだんに使われています。また、外はカリッと中はもちもちの特製パンがサラダと共に提供され、その味わいはまさに絶品

こだわりのインテリアと食器類に、白とダークブラウンを基調とした店内は、落ち着いた雰囲気が広がります。ちなみに、使用している食器はすべてオーダーメイドの手作りだそう。

きいぶしブレンドは、お土産にも買えます

先ずは、お待ちかね、きいぶしオリジナルコーヒー「きいぶしブレンド」をいただきましょう。オーナーの吉田倍子さんが提供するコーヒーは、特に香りが良く、深焼きながらも酸味が少ないため非常に飲みやすいんです

一口飲めばその美味しさに驚くこと間違いなし。

オーナーは元々お花の先生としてのキャリアを持ちながら、父が経営するコーヒー店で学び、その後、自らの喫茶店を持ち、休日にお花を教える夢を叶えます。それが「花カフェ きいぶし」なのです。

最近野菜が足りてない、または一人でも安心して落ち着いて過ごしたい方は、コーヒーの香りと美味しいサンドイッチ、そして店内に飾られた美しいお花に囲まれて、心温まる時間を体験してみませんか?

【注文したコーヒー】きいぶしブレンド 500円(税込)

きいぶしオリジナルコーヒーと花の香りで癒やし度MAX

INFORMATION

■ 花カフェ きいぶし
住所:〒080-0022 北海道帯広市西12条南1丁目7
電話:090-3462-2453
営業時間:11:00-17:00(L.O.16:00)
定休日:月・木曜日
駐車場:あり
公式Facebook

ホッチーノコーヒー

コーヒー愛好家の隠れ家

帯広市東1条南6丁目に位置する「ホッチーノコーヒー」は、コーヒー愛好家の隠れ家とも言える特別な場所。

ただのカフェとは一線を画す、ブラジル出身のコーヒーマスターと帯広出身の奥さまが手がける魅力的な空間

メニューを見れば、その豊富さに驚かされること間違いなし。

ネスプレッソトニックやアイスプラナチャイなど、通常のカフェでは味わえない独特のアイスドリンク、そしてキウイやミックスベリーのスムージー、トリプルエスプレッソシェイクといったスペシャルドリンクが並びます。

サードウェーブコーヒーを知って

コーヒー好きなら知っておくべき「サードウェーブコーヒー」。これはコーヒー業界の流行の第三波を指し、2002年頃からアメリカを中心に注目されてきました。特にシングルオリジンや浅煎り、ハンドドリップ、そしてダイレクトトレードといった4つの特徴を持ち、ホッチーノコーヒーではその真髄を味わえます

テイクアウトサービスも提供しているため、忙しい日常の中でも気軽に極上のコーヒーを楽しめます。ホッチーノコーヒーで、特別なコーヒー体験をしてみませんか?

【注文したコーヒー】スペシャルティコーヒー 450円(税込)

その日によって違う豆をいくつか用意。立ち上るアロマとほどよい酸味がGoodでした。

INFORMATION

■ ホッチーノコーヒー
住所:〒080-0801 北海道帯広市東1条南6丁目2番地
電話:0155-66-5875
営業時間:平日 8:00-18:00
土・日・祝 9:00-19:00
定休日:火曜日
駐車場:あり/5台
公式HP
公式Facebook
公式Instagram

サワラコーヒー

帯広の住宅街にひっそりと佇む「サワラコーヒー」。ふらっと立ち寄ってみると、期待以上の素敵な一杯に出会えました。ここは、店主の小笠原慶さんが手がける、コーヒー好きにはたまらない場所。彼の情熱と豊富な知識がぎゅっと詰まった世界を少しだけご紹介します。

エクアドルから届いたスペシャルティ

この日、僕がいただいたのはエクアドル北部・ピチンチャ州産の「エクアドル ガロさん ウォッシュド」。この豆を扱うのは、エクアドルでも数少ないスペシャルティコーヒーの会社、Sensum Tradingのガロ・モラレスさん。豆自体がすでに特別な存在なのですが、小笠原さんのハンドドリップがさらにその魅力を引き出してくれました。

「とても複雑で、トロピカルフルーツのようなジューシーな果実感があります。マウスフィールドがとても良いです」と小笠原さん。まさにその通り!ティーライクな軽やかさと、後を引くフルーティさが印象的で、一口飲むごとに新しい発見があるような、そんなコーヒーでした。

帯広から世界へ、顔が見えるコーヒー


「サワラコーヒー」の魅力は、ただ美味しいコーヒーを提供するだけじゃない。ここでは、まるで地元の野菜を買うように、生産者がしっかり見えるコーヒー豆が選ばれています。小笠原さんは「信頼できるインポーターさんや商社さんから、確かな品質の豆を仕入れています」と話します。そのこだわりは、コーヒーへの愛情そのもの。

フルーティな浅煎りから、香り高いビターな深煎りまで、好みに応じた一杯を丁寧に選んでくれるのもサワラコーヒーの魅力。僕が選んだ「エクアドル ガロさん ウォッシュド」は、まさにその哲学の象徴でした。

コアラ似の笑顔で迎える、資格を持ったプロフェッショナル

店内はシンプルだけどセンス抜群。レコードが流れる落ち着いた空間で、カウンター越しに見える小笠原さんの姿がまたほっこりするんですよね。彼の笑顔は、なんとなくコアラに似ているってお客さんから言われているそうで、確かにそのフレンドリーな雰囲気に癒されること間違いなしです。

【注文したコーヒー】エクアドルガロさん ウォッシュド 800円(税込)

ランチ後の胃の調子を伝えたら「スッキリなこちらはいかがでしょう」と案内してくれる優しさに完敗です。

INFORMATION

■サワラコーヒー
住所:〒080-2471 北海道帯広市西21条南2 42-10 1F
電話:0155-47-6045
営業時間:水〜日 12:00〜18:00
定休日:月・火(基本)
駐車場:あり
※スケジュールはInstagramからご確認ください。

Cafe Crescere

北欧モダンのカワイイお店

夜遅くまでのんびりとしたい時、あなたが思い浮かべる場所はどこですか?夜中12時まで営業している穴場のカフェがCafe Crescereです。豪華で繊細なコーヒーと、目を楽しませるモクテルで特別なひとときを過ごせると人気です

北欧モダンなインテリアに囲まれ、木目のテーブルやマリメッコのクッションが彩る店内。そのすべてが映画のワンシーンのよう。

何度も訪れたくなるこのカフェ。友人やデート、あるいは1人の時にもぴったり。行けば「もっと早く教えて!」と思うこと間違いなし。ただ、営業時間がたまに変わることもあるので、事前にfacebookでチェックしてください。

豊かな時間の始まり、絶品コーヒー

ここで提供されるコーヒーは、1杯1杯丁寧に豆を挽いて淹れられます。その香りと味わいで、時間が止まるかのような感覚に陥ります。

今回は9月限定の「ラオス南部のボラベン高原のボラベンティピカ」をいただきました。その風味の豊かさでコーヒー愛好者を魅了します。マスターいわく「このコーヒー豆はとても珍しく、風味と甘さが際立っている」とのこと。一度は試してみる価値アリです。

コーヒー以外にも充実のモクテルが揃います。中でも「スウェディッシュカルソー」という名前のモクテルは、ブルーキュラソーとカルピス、ソーダを使ったこのドリンク。口の中で爽やかに広がります。スパイシーな料理との相性も抜群ですよ。

【注文したコーヒー】今月のコーヒー(ボラベンティピカ)※数量限定 680円(税込)

ラオス南部に位置するボラベン高原の原種豆。古代の味するコーヒーです。

INFORMATION

■Cafe Crescere
住所:〒080-0021 北海道帯広市西11条南31丁目10
電話:0155-47-6045
営業時間:月・日 12:00-18:00
火・金 19:00-0:00
土 12:00-0:00
定休日:水・木
駐車場:あり
公式Facebook
https://www.instagram.com/cafecrescere/

さかい珈琲 帯広店

国の登録有形文化財でロマンの1杯

チェーン店ですが外せないんです。だって、北海道に初めて上陸した「さかい珈琲」が選んだ場所が帯広の歴史的な宮本商産旧本社ビルだから。

コーヒーは味だけじゃなく、時間を過ごす場所も大事。

国の登録有形文化財「宮本商産旧本社ビル」を活用した喫茶店である帯広店。1903年(明治36年)に山ト・宮本富次郎商店として創業し、2003年に創業100周年を迎えた宮本商産株式会社の旧本社ビル(店舗兼住宅)。1919年(大正8年)建築で、100年以上の歴史を誇るんですよ

帯広の歴史を感じながらロマン溢れる場所でおいしいコーヒーを飲みませんか?

4種類のアラビカ種100%の豆を使用

今回、いただいたのは「さかいブレンド珈琲」。4種類のアラビカ種100%の豆を使用し、長時間焙煎された後に絶妙にブレンドされたコーヒーは、香り・コク・酸味・苦味が調和した極上の一杯

そして、そのコーヒーと共に楽しめるふわふわの手作りパンケーキや店舗オリジナルのフードメニューは、さかい珈琲ならではのクオリティを感じます。

チェーン店だからと言って見過ごしてはいけません。帯広の「さかい珈琲」は、私にとって外せない一軒。心地よい空間で、最高のコーヒーと食事を堪能してみてはいかがでしょうか。

【注文したコーヒー】さかいブレンド珈琲 500円(税込)

明治ロマンと珈琲の香りを感じてください。

INFORMATION

■さかい珈琲 帯広店
住所:〒080-0012 北海道帯広市西2条南5丁目1番地
電話:0155-67-6061
営業時間:8:00~20:00
定休日:年末年始
駐車場:あり
公式HP

※2023年9月21日に掲載された情報は、2023年9月21日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

熊乃珈琲(KUMANO COFFEE)

久方ぶりに素敵な帯広コーヒー店が誕生

帯広のコーヒー巡りを再開しました。今回、訪れたのはずっと気になっていた「熊乃珈琲(KUMANO COFFEE)」さん。2023年12月の開店以来、コーヒー愛好家たちの間でじわじわとその名を広めています。

店主が「少し奥まった見えづらいところにお店を出したかった」と言う通り、素敵なスペシャルティコーヒー店は、ちょっとした高台にひっそりとたたずんでいます。弥生通りを西へ、自衛隊東口に向かう道すがら、トンネルの左手にふと目をやると、そこには4台分の駐車スペースを備えた、モダンで温かみのある小さなお店が見えてきます。

店内に足を踏み入れると、この字型のオープンキッチンを囲むようにショーケースと椅子。そこには、店主が選んだ世界中の珈琲豆や、手作りのプリン、パウンドケーキなどが並び、漂ってくる香りに誘われて、ついつい色々と試してみたくなります。

カウンター席やベンチシートで一息つけるコーヒー店

店主さんは、趣味が高じて始めたというこのお店。その情熱が、選び抜かれた世界各地のコーヒー豆たちを通じて伝わってくるんです。「コーヒーとスイーツで、ちょっとした幸せな時間を」そんなコンセプトのもと、日々営業されています!

私がこの日選んだのは、コロンビア産のコーヒー【COLUMBIA】。世界第3位のコーヒー生産量を誇るコロンビアでも名産地ナリーニョは別格で、寒さが厳しい高地で栽培された豆をダークローストで仕上げたこのコーヒーは、深い味わいとまろやかな後味が特徴で、香りを楽しみながらゆっくり・まったりな至福の時間をいただきました。

店内は、カウンター席やベンチシートが設けられており、どこか家庭的な雰囲気。

今回はそんな「熊乃珈琲」を訪れたわけですが、ここでの体験は私の帯広コーヒー巡りの中でも特別な思い出となったことは言うまでもありません。皆さんも機会があれば、ぜひこの隠れ家的スペシャルティコーヒー店で、心温まるひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

【注文したコーヒー】本日のコーヒー「コロンビア」 500円(税込)

世界3位のコーヒー生産量を誇るコロンビアでも名産地ナリーニョは別格だそう

INFORMATION

■ 熊乃珈琲(KUMANO COFFEE)
住所:〒080-0023 北海道帯広市西13条南29丁目4-12 弥生トンネル東側入口横
営業時間:11:00-18:00(L.O. 17:30)
定休日:木曜日
駐車場:あり
公式Instagram

※2024年4月6日に掲載された情報は、2024年4月6日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

いかがでしたでしょうか。帯広のコーヒー店。次回は何店舗が追加されるのでしょう。お楽しみに!

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北川 宏

北川 宏

SUMAHIRO 編集長

記者12年→編集者8年→広報→起業|2022年7月『圧倒的におもしろいメディアが地方を救う』を掲るメディア会社 株式会社スマヒロの代表。新聞・経済誌の記者、雑誌編集者(日本)、週刊誌(海外)編集長、広報を経て2022年夏に起業。北海道十勝出身。東京13年→バンコク7年→北海道。

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