帯広そば(蕎麦屋)名店 16店舗(2024年10月30日1店舗追加)を食べ歩きました!こんにちは、そば好きライターのヨシナガとキタガワです。ヨシナガは福岡出身で、東京を経て十勝に移住してきました。そばとカレーが大好きです!今回は帯広のそば(蕎麦)の名店を食べ歩いたリポートをお届けします。全店おいしいのですが、個人的な嗜好を強めで紹介します。それでは、意外と多い!帯広の蕎麦専門店16選をどうぞ! 美味しい店を見つけたら、更新しますね。目次から選ぶと便利!
帯広の近くの蕎麦屋さんの歴史と帯広の蕎麦がなぜ旨いのかを検証!
皆さん、こんにちは。福岡出身のライターヨシナガです。帯広の美味しい蕎麦(そば)のご紹介の前にクイズです。
いきなりですが、日本でそばが栽培されたのはいつ頃か知っていますか?とある文献によれば、蕎麦の歴史は縄文時代にまで遡るそうです。それは、多くの遺跡で蕎麦の花粉が見つかっているため、数千年前から蕎麦は栽培されていたと考えられているのだとか。
そして「蕎麦」が初めて、歴史文献に載ったのが、797年に完成した史書『続日本紀』なんだそうです。奈良時代前期の元正天皇(680~748)が出した詔の中に「蕎麦」の記述があったとかないとか。
さてさて、これをご存知の方は多いはず。当初、そばは麺スタイルではありませんでした。16世紀頃まで「そば」は麺状ではありません。
どんな形態だったのか。それは今でも見ることができます。そうです。そば粉を湯でこねて餅状にした「そばがき」や「そばもち」です。昔はこれを「蕎麦(そば)」と言って食べていました。
いつから麺状のそばになったかは定かではないようですが、「そば切り」という表現が使われるようになったのが1700年代後半なので、その頃にはすでに麺状のそばがあったということは確かです。
そして、北海道十勝の蕎麦といえば、新得町の「新得そば」でしょう。冷害などに強い作物であることから明治末期の開拓当初から栽培されてきたそうです。1931年には1200ヘクタールを超えるそば畑が広がり特産地としての地位を確立していました。今では、日本有数の一大生産地にまで成長しています。
寒暖の差が大きい新得のそばは良質なことでも知られています。JA新得さんによると、山麓地帯特有の朝・晩の寒暖の差の冷涼な気候が風味豊かな美味しいそばを育てるそうで、「ボタンそば」、「キタワセそば」、「レラのカオリ」の3種類を育てているそう。
帯広の旨い!蕎麦(そば)屋さん16選
つまりは、十勝新得蕎麦は、十勝の歴史とともに人々の食卓を潤してきた十勝にとって大切な食産品。ライターのタカシマさんが紹介した開拓当初から育ててきた豚肉を使った豚丼やとんかつが美味しいように、十勝の蕎麦が美味しいのも歴史に裏打ちされているからですね。
それでは、お待ちかねスマヒロが選んだ帯広の美味しい蕎麦屋さんを16店舗ご紹介します。
① 駄そば屋 三和土(さんわど)
店舗概要
「駄そば屋 三和土(さんわど)」は、帯広市南町の住宅街に位置するそば専門店です。営業時間は11:00から14:00のみ。定休日は、月曜日、金曜日です。
蕎麦(そば)メニュー
「駄そば屋 三和土(さんわど)」のメニューは、もりそば、かけ、天かしなど、そば本来の味を楽しめるメニューが揃います。
店内の雰囲気
住宅街に佇む外観は、一見、カフェのような雰囲気ですが、じっくり覗くと和のテイストを感じるモダンな建物。店内は、アンプやスピーカーが並ぶ内装です。席数は22席で小上がりとテーブルが並びます。
おすすめポイント
「駄そば屋 三和土(さんわど)」の蕎麦は大樹町の大石農産「海霧そば」。生産者は土づくりからこだわる農薬不使用で、そこに海のミネラルを含む海霧が朝の畑に舞い降りることから海霧(うみきり)と名付けたそう。海霧そば特有の風味の良さと滋味あふれる味わいがでるよう、通常は二八の手打ちですが、日によっては一九の割合にもするそうです。一口たべれば、口の中で風味が広がり、そこに歯応えと手打ちのシャッキリ感が加わり、箸が止まらないおそばです。
【食べたメニュー】「もりそば」800円(税込)
information
■駄そば屋 三和土(さんわど)
住所:北海道帯広市西16条南32丁目6-5
電話:0155-48-1523
営業時間:11:00〜14:00 ※お蕎麦なくなり次第終了いたします。
定休日:月曜日、金曜日
席数:22名
無駐車場:あり/10台
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
② そば処 丸福本店
店舗概要
「そば処 丸福本店」は、帯広駅から東に徒歩10分程度にある帯広で最も歴史あるそば専門店です。営業時間は11:00~15:00、17:00~20:00(火曜日は15:00閉店)。定休日はありません。
そばメニュー
「そば処 丸福本店」には豊富なメニューが揃いますが、「冷やしかしわ」と「かに天そば」が人気だそうです。
店内の雰囲気
老舗を感じる町屋風の建物は、古き良き帯広の重鎮たちを迎い入れてきたことを感じさせる佇まい。店内も和の雰囲気に歴史を感じさせる調度品が並び、少しだけタイムスリップしたかのようなノスタルジックさを感じられます。
おすすめポイント
「そば処 丸福本店」といえば、帯広では誰しも知るほどの歴史でしょう。大正9(1920)年創業で、帯広のそば屋では最も古い歴史を持ちます。地元の政財界の重鎮たちが、会合で使うほか、帯広で美味しい蕎麦を食べられる店として100年暖簾を守ってきたお店は伊達じゃない。名物「冷やしかしわ」は60年ほど前に、2代目の千葉惣助氏が考案したもので、新得産のそば粉8割、つなぎ2割の二八そば。噛みごこち、喉越の良いそばを、ほんのり甘い鰹出汁ベースの冷たいかけ汁でいただきます。
【食べたメニュー】「冷やしかしわ」920円(税込)
information
■そば処 丸福本店
住所:北海道帯広市東一条南10丁目19−2
電話:0155-23-5717
営業時間:11:00~15:00、17:00~20:00(火曜日は15:00閉店)
定休日:なし
無駐車場:あり/5~6台
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
③ そば切り工房 久呂無木(くろむぎ)
店舗概要
「そば切り工房 久呂無木(くろむぎ)」は、帯広市東4条南8丁目にあるそば専門店です。2023年3月15日日まで。4月12日から帯広市東9南7-5に移転します。営業時間は11:00~14:30(そば無くなり次第終了)。定休日は水曜日です。
そばメニュー
「そば切り工房 久呂無木」のメニューは豊富で、そば注文時に「ご飯物一緒にいかがですか?」と声がけもあるほど、そば以外のメニューも人気です。
店内の雰囲気
玄関ポーチには、車寄せに見える円柱が3本あるのが特徴の築70年以上の古民家。実は、かつて旧帯広町長の私邸だったという由緒正しい建物だそう。大正ロマンを感じる趣の入り口をくぐると洋室、和室に分かれており、縁側の廊下はまさに古き良き日本の邸宅です。残念ながら、老朽により2023年3月15日に移転のため休業。4月15日から新店舗で営業。
おすすめポイント
「そば切り工房 久呂無木」のおすすめは、温冷各種そばが揃う中でも、大きくそそり立つ海老天の入った「えび天かしわおろし」が人気です。他にも中札内田舎どりを使った唐揚げはお土産に持ち帰る人が後を絶たないとか。おそばは、白よりも少し肌色を帯びた並太のそば。幌加内産のそばを石臼で自家製粉し、二八で手打ちしているそう。コシと滑らかな喉越しを堪能できるので、ざるで食べるのも◎。
【食べたメニュー】「なす揚げ出しおろしそば(冷)」 1,150円(税込)
information
■そば切り工房 久呂無木(くろむぎ)
住所:北海道帯広市東4条南8丁目13-1
電話:0155-23-4800
営業時間:11:00〜14:30、17:00〜20:30
定休日:水曜日
席数:28席
無駐車場:あり/8台
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
④ そば処 匠
店舗概要
「そば処 匠」は帯広市の日帰り温泉施設水光園の敷地内にあるそば専門店です。営業時間は11:00~15:00(そばがなくなり次第終了)定休日は火曜日です。
そばメニュー
「そば処 匠」のメニューは豊富で温冷各種そばあります。とりごぼうせいろ、天もりそば、本わさびそばなどが人気。国内産そばを石うすで自家製粉したそばで、そばの実の味と香りが際立つそばです。
店内の雰囲気
純和風の建物は、まさに蕎麦屋さん。暖簾をくぐると、老舗蕎麦屋さんをかもしだし、テーブル席と小上がり。窓外から水光園の風景を眺められるのが◎
おすすめポイント
鹿追産の幻のそば「牡丹そば」を石臼で自家製粉し、水は敷地内の井戸を使用するこだわり。淡い肌色の細めのそばが喉ごしよく、一気に頬張ってしまう旨さです。口に入れると蕎麦の実本来の香りと味が口に中に広がります。十勝外のファンが多く、お昼時は地元客と観光客でいっぱいです。
【食べたメニュー】「とりごぼうせいろそば」 1,250円(税込)
information
■そば処 匠
住所:北海道帯広市東十条南5-6
電話:0155-23-0388
営業時間:11:00~15:00
定休日:火曜日
席数:約42席
無駐車場:あり/20台
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
⑤ おびひろ縹(はなだ)
店舗概要
「おびひろ縹(はなだ) 」は、帯広駅から徒歩10分程度の住宅街にあるそば専門店です。営業時間は11:30から14:30のみ。定休日は、月曜日・第1、3火曜日です。
そばメニュー
「おびひろ縹(はなだ) 」のメニューは“せいろ蕎麦“や”かしわ蕎麦“、”豚肉ごぼうせいろ蕎麦“などのシンプルなメニューに加え、季節限定メニューが2つほどあります。訪問時は、冬だったこともあり、”かき蕎麦”と”かきせいろ蕎麦”が加わっていました。
店内の雰囲気
一軒家の外観から入った店内は、シックなアンティーク調の内装。席数は23席で12:00には満席となってしまいました。カウンター席も3~5席用意されており、一人でゆっくり味わうのも良し。テーブルの調味料は七味しか置いてなく、洗練された雰囲気を味わえます。
おすすめポイント
「おびひろ縹(はなだ)」で提供されるお蕎麦は、一般的なものと比べるとかなり白っぽく、香りもそこまで強すぎないのが特徴です。麺は細めに切っており、ツルッと喉を通ります。ツユもお出汁の味が効いていてとても上品です。一方でそば湯は濃厚でとろっとしたもの。ツユの優しさと非常にマッチします。
【食べたメニュー】「せいろ蕎麦」800円(税込)※お蕎麦の大盛りは200円増し
information
■おびひろ縹(はなだ)
住所:北海道帯広市西九条南13丁目3-1
電話:0155-25-5507
営業時間:11:30〜14:30 ※お蕎麦なくなり次第終了いたします。
定休日:月曜日、第1/3火曜日(祝日の場合は営業して、次の日をお休みにします)
席数:23名(カウンター5席、4名席×3、6名席)
無駐車場:あり/8台
公式サイト
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
⑥ 蕎麦人(そばんど)別邸
店舗概要
「蕎麦人(そばんど)別邸 」は、帯広駅から車で7分程度の住宅街にあるそば専門店です。営業時間は、昼の部:11:30~15:00、夜の部… 17:00~22:00、深夜の部… 20:00~24:00(深夜の部は要予約)です。定休日は不定期ですが、お店のブログにて営業状況が公開されています。
そばメニュー
亭主のこだわりの詰まった蕎麦メニューは驚きの30種類以上!定番のせいろ蕎麦、かしわ蕎麦をはじめ、「きのこ汁せいろ」や「天とじせいろ」等の代わり映えもあります。また、十割蕎麦や二八蕎麦など、数種類の蕎麦を食べ比べができるメニューまで盛りだくさん!
店内の雰囲気
店内は、カウンタ―が数席と4~6名様テーブルを合わせて20席。こじんまりとした個人店という雰囲気です。帯広の中心地からは離れた場所に位置しているため、新規のお客さんよりも、この店をめがけて来た「蕎麦人ファン」が多い印象がありました。
おすすめポイント
「蕎麦人」のおすすめポイントは、2つ。1つ目は「蕎麦の種類の多さ」です!亭主によれば、産地や挽き方、形状などによって味わいが全く異なるみたい。そばの魅力を沢山の人に伝えたいと思い、ここまでそばメニューを増やしたのだとか!2つ目は、夜営業の「〆そば」。〆ですが、あくまで夜営業のメインも『蕎麦』です!お酒やツマミのことを「蕎麦前」と呼んでいることから、亭主の蕎麦こだわりが伺えます!
【食べたメニュー】「鴨なん」1,800円(税込)
information
■蕎麦人(そばんど)別邸
住所:北海道帯広市西2条南30丁目5−7
電話:0155-25-5507
営業時間:11:30~15:00(最終入店時間 14:30/ラストオーダー14:30)、17:00~22:00(最終入店時間 20:00/ラストオーダー21:00)、20:00~24:00(20:00以降のご入店はご予約をお願いいたします)
定休日:不定期(SNSや公式ブログにて公開しています)
席数:20名(カウンター3~5席、4名席×2、6名席)
無駐車場:あり/3~4台
公式サイト
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
⑦ そば小川
店舗概要
「そば小川」は、帯広駅から北に徒歩15分程度の住宅街に位置するそば専門店です。営業時間は11:00から14:30。定休日は、毎週月曜日です。
そばメニュー
「そば小川」のメニューは「冷たいそば」と「温かいそば」の2つのカテゴリーでそれぞれ定番の“かしわ”、“鴨”、“ごぼう天”、“海老天”などが揃っています。また、変わりそばとして、「御前そば(白色)」と「田舎そば(黒色)」も数量限定だそうです。
店内の雰囲気
こちらの記事でおすすめする蕎麦屋の中で、一番厳かな立ち振舞いをしているお店かもしれません。元々は酒蔵だった歴史ある外観そのままに、重い引き戸を開けて中に入ると、そこには昔ながらの日本家屋の丁寧で趣ある雰囲気が漂っています。席はテーブル席(2人席×5、3人席×1)と小上がり(6人席×3つ)合わせて30席程度。地元の高齢の方が多く訪れていた印象があります。
おすすめポイント
「そば小川」のおすすめポイントは、蕎麦に対する丁寧な職人の仕事ぶりです。というのも、麺の長さや太さが綺麗に均一で、かつ水切りが良いので、口に入れた時に、蕎麦のうまみとコシの強さがダイレクトに味わえる稀有なお店だと思います。水切りは、おそらくそばの基礎基本だと思いますが、こういった作業をとことん突き詰めることで味わいが全く変わってくるのだと勉強になりました。また、今回食べたのは“鴨せいろそば“ですが、熱々の鴨ツユにそばを入れることによって、生でそばを食べたときと食感が変化するのも面白い食べ方だと感じました。
【食べたメニュー】「鴨せいろそば」1,700円(税込)
information
■そば小川
住所:北海道帯広市西一条南6-20
電話:0155-25-2580
営業時間:11:00~14:30、17:00~19:30(ラストオーダー19:00)
定休日:月曜日
席数:30名程度(テーブル席(2人席×5、3人席×1)、小上がり(6人席×3つ))
※パーテーションによってテーブル席は最大7名まで着席可能
駐車場:あり/5~6台
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
⑧ おそばのそば屋 長寿庵
店舗概要
「おそばのそば屋 長寿庵」は帯広中心街の名門通りにあるそば専門店です。営業時間は11:30~14:00、19:30~24:00(金・土:19:30~25:00)、日曜は昼のみ。
そばメニュー
「おそばのそば屋 長寿庵」のメニューは豊富で温冷各種そば有り。そば本来の風味と味を楽しめるざるとせいろは、2つの器に盛られ少し多め。
店内の雰囲気
日本に伝来した中国風の建物は老舗の「そば屋」そのもの。店内もまさに古き良きそば屋さん。それもそのはず、東京は日本橋・長寿庵の流れを汲む約50年の歴史を誇る帯広のおそば屋さんです。
おすすめポイント
「おそばのそば屋 長寿庵」といえば、夜遅くまで営業しているので酔客にとっては、お酒の後の〆そば店。少し小さめの2つの器に盛られているのも、酔い客にとって食べやすいサイズ感ですが、お昼の顔は一変。ランチ時間の定食類は、そばと丼ものが1人前ずつ付いてくる食べ応え抜群のおいしいメニューが人気です。
【食べたメニュー】「天ざる」1,100円(税込)
information
■おそばのそば屋 長寿庵
住所:北海道帯広市大通南9丁目15
電話:0155-22-5007
営業時間:11:30~14:00、19:30~24:00(金・土:19:30~25:00)、日曜は昼のみ。
席数:約30席
無駐車場:なし
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
⑨ 手打ち蕎麦 玄葉(くろーば)
店舗概要
「手打ち蕎麦 玄葉(くろーば)」は、帯広市大通南17丁目15にあるそば・うどん専門店です。営業時間は11:30~15:00、18:00〜22:00。定休日は水曜日です。
そばメニュー
「手打ち蕎麦 玄葉(くろーば)」のオススメは店主の厳選食材を使ったそばメニュー。「ごぼう天かしわ」「鴨」「天ざる」の3種類。天ぷら系が特におすすめです。
店内の雰囲気
大通り沿いにひっそりと佇む、「手打ち蕎麦 玄葉(くろーば)」。席数は全部で16席ほどの小さなそば屋さん。若い店主が丁寧にそばを打って、奥さまがテキパキとお客様を捌く二人三脚のスタイル。地元のお客さんが多いイメージで家族連れで来ている人がほとんどでした。
おすすめポイント
「ごぼう天かしわ(温)」をチョイス。まずつゆが上手い。しょっぱすぎず、あっさりしていて、カエシの味も効いていました。蕎麦は細麺でズズズとすすって、つるんと喉越しの良い滑らかさを味わえます。万人ウケする蕎麦で、家族連れが多いこともうなづけます。
【食べたメニュー】「ごぼう天かしわ(温)」 1,000円(税込)
information
■手打ち蕎麦 玄葉(くろーば)
住所:北海道帯広市大通南17丁目15
電話:0155-25-9608
営業時間:11:30~15:00、18:00〜22:00
定休日:水曜日
席数:16席
無駐車場:あり/6〜7台
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
⑩ 田舎そば 本店
店舗概要
「田舎そば」は、帯広市東1条南10丁目2−1にあるそば・うどん専門店です。営業時間は11:00~18:00(火・木のみ正午より)。定休日は不定期です。
そばメニュー
「田舎そば」のメニューはうどんと蕎麦のシンプルな二段構成。定番のざる蕎麦やもり蕎麦をはじめ、意外と他の店舗にはない「月見そば」なんかも提供されています。
店内の雰囲気
外観は、昔ながらの飲食店という感じ。歴史を感じる趣があります。扉を開けると、チリンチリンと音が鳴りお客さんが入ってきたことを知らせてくれます。外観通りの老舗そば・うどん屋で、地元のサラリーマンがズルズルと麺を啜る姿が地元からの愛を感じました。常連さんとお母さんの会話も良きかな。
おすすめポイント
定番のラインラップメニューの中で、ざる蕎麦を注文。そばは太麺で少し短めにカットされ、高齢者の方にも優しい麺。かみごたえは抜群。もちもちした食感に加え喉越しも良い。口に入れた時はそこまで蕎麦らしい香りではないので、蕎麦蕎麦したきつい香りが苦手な人でも美味しく食べられるはず。
【食べたメニュー】「ざるそば(冷) 」770円(税込)
information
■田舎そば 本店
住所:北海道帯広市東1条南10丁目2−1
電話:0155-22-5305
営業時間:11:00〜18:00、12:00〜18:00(火曜・木曜)
定休日:不定期
席数:20席
無駐車場:あり/4〜5台
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
⑪ そばうどん達福
店舗概要
「そばうどん達福」は、帯広駅内エスタ帯広西館にあるそば・うどん専門店です。営業時間は10:00~19:30、定休日は第3水曜日です。
そばメニュー
さすがは駅ナカ店です。十勝の名物とのコラボセットがあります。オススメは今回、食した帯広名物「豚丼」がついた「豚丼セット」。他にも、十勝産の野菜や山菜の天ぷらも付く「十勝セット(1,950円)も◎
店内の雰囲気
駅そばですが、立ち食いではありません。テーブル席に畳椅子と純和風の店内です。多くの人が駅利用者、つまりは旅行客やビジネスパーソンですが、なかには地元の常連さんも!美味しいからこそですね。
おすすめポイント
十勝が誇る「新得そば」を8割、繋ぎ2割の蕎麦は、田舎そばに近い少し黒見のあるおそば。聞けば、更科粉に緑茶を混ぜることで、少しくすんで田舎そばのような色合いになるそう。おそばは、少し多めの盛りなので、セットだとかなりのボリュームになるので、旅先で体力を使った方はぜひともセットを頼んでください。
【食べたメニュー】「豚丼セット」 1,300円(税込)
information
■そばうどん達福
住所:帯広駅内エスタ帯広西館
電話:0155-24-0101
営業時間:10:00~19:30
定休日:第3水曜日
⑫ 手打ちそば お福
店舗概要
北海道の稲田通りにある「手打ちそば お福」。名工と称される高橋邦弘氏の直系のお弟子さんによる蕎麦の名店で、翁達磨グループの北海道にある店舗のうちの一つとして、蕎麦愛好者たちが足繁く通います。店名の「お福」は、飛騨の伝統的な一位一刀彫から名付けられているそう。
そばメニュー
主役であるざるそばは、淡褐色を帯びた細麺が特徴。使用しているのは、黒松内産の信州奈川在来種を手打ちで提供。つけ汁は鰹だし風味のやや辛めな仕上がりで、新そばの風味と辛味大根の辛さが絶妙な味わいを生んでいます。
また、「えび天おろし」や「もり」などのメニューも提供されており、そのどれもが蕎麦の持つ独特の風味とコシを感じられます。
店内の雰囲気
店内は、落ち着いた雰囲気でありながらもアットホーム。少数のカウンター席とテーブル席が用意されており、お一人様からグループまで、様々なシチュエーションに対応。店主の思いは、近隣の住民にも親しみやすいお店を目指しており、それが店内の温かな雰囲気にも表れています。
おすすめポイント
知る人ぞ知る、翁達磨系の蕎麦の技。その特長的な弾力とコシは、蕎麦好きにはたまらない逸品。手打ちの技量と、石臼で挽かれた自家製の粉が生む、格別な味わい。静かな店内で、細麺のそばと、風味豊かなつゆ、そして上品な薬味を堪能できますよ。
【食べたメニュー】「おろし(冷たい)」980円(税込)
information
■手打ちそば お福
住所:北海道帯広市西14条南35丁目1-16
電話:0155-47-7029
営業時間:11:00~16:00(L.O 15:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場:あり
※本記事に掲載された情報は掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
⑬ 江戸流手打蕎麦 岡山
店舗概要
住宅街にひっそりと佇む「江戸流手打蕎麦 岡山」。店内はジャズが流れる、落ち着いた雰囲気。L字型のカウンターが主役を張り、限られたテーブル席や小上がりも設けられています。コロナの影響で一部制限があるものの、その静寂な空間は、そばを味わうのに最適です。
そばメニュー
この店の特徴は、何と言ってもそば粉。丸抜き石臼挽きの幌加内産のそば粉を使用し、二八の割合で打たれたそばは、淡褐色を帯びた太めの麺。噛むほどに感じる粘りと甘み、そして喉越しの良さは、一度食べたら忘れられない味わいです。
おすすめポイント
鶏ごぼうの温かいつけ汁と辛めの冷たいつけ汁がGood。店主が東京の江戸流蕎麦打ちの師匠から教わった技が生かされているつけ汁は、その味わいも絶品。鶏ごぼう入りの温かいつけ汁は濃厚で、そばとのバランスが絶妙です。一方、辛めながらも風味豊かな冷たいつけ汁も、そばとの相性が抜群です。
高台付きザルに盛られたもりそばは、見た目にも美しい。そば湯も付くので、最後まで贅沢なそばの味を楽しめます。歯応えがありながら、どこか懐かしい味わいのそばは、まさに日本の伝統が息づく一品。
【食べたメニュー】「もりそばセイロセット」1,300円(税込)
information
■江戸流手打蕎麦 岡山
住所:〒080-0021 帯広市西11条南15丁目2番地5
電話:0155-99-1338
営業時間:11:30~(L.O.14:30)、18:00~(L.O.22:30)
定休日:日曜
座席数:24席
駐車場:有(3台)
※本記事に掲載された情報は2023年11月1日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
⑭ 手打蕎麦たじま
店舗概要
帯広西2条通りに位置する「手打蕎麦たじま」は、グレーの壁が印象的な住宅の1階にその佇まいを構えます。店内は清潔感があり、現代的なデザインのカウンター席や個室が整っており、どこか落ち着く空間が広がっています。
蕎麦(そば)メニュー
自慢はなんといっても十割蕎麦。北海道中標津産のキタワセを使用した、繋ぎなしの十割蕎麦は、驚くほど細く、丁寧に手切りされています。その断面サイズは1mmから1.2mmという極細さで、すべてが均一に切られているため、見た目の美しさも際立っています。この細さがもたらす喉越しの良さは、蕎麦を愛する者にとってはたまらない魅力の一つ。細いながらもしっかりとした歯応えと、蕎麦本来の風味が楽しめます。
おすすめポイント
蕎麦を引き立てるつゆは、少し濃いめで深みがあります。この濃厚なつゆを少量つけるだけで、蕎麦の風味が一層引き立つため、2度美味しいと感じられるのが特徴です。途中でつゆなしで蕎麦を味わうと、蕎麦本来の味わいが際立ち、また違った楽しみ方ができます。
この店の蕎麦は、細打ちながらも太打ちの田舎蕎麦が好きな人にも満足してもらえるような、バランスの取れた味わいがあります。リピートが確定するほどの満足感を与えてくれる「手打蕎麦たじま」は、蕎麦好きなら一度は訪れたい名店です。
【食べたメニュー】「冷やし えび天」1,400円(税込)
information
■手打蕎麦たじま
住所:〒080-0012 北海道帯広市西2条南3丁目2-1-2
電話:0155-65-0639
営業時間:11:00〜15:00蕎麦なくなり次第終了
定休日:月曜、第2、4日曜
座席数:16席
駐車場:有
※2024年4月22日に掲載された情報は、2024年4月10日時点のものです。
⑮ そば処 一庵
帯広の絶品そば処 一庵 心温まるグルメ体験
帯広市の東側に位置する「そば処 一庵」は、地元民やビジネスマンから愛される隠れた名店。手打ちそばの技術と地元産の素材を駆使し、訪れる人々に絶品のそばを提供しています。
蕎麦(そば)メニュー
「そば処 一庵」のそばは、鹿追産のそば粉を使用し、灰褐色を帯びた並太麺が特徴です。その延し・切りも同一寸法で均一に仕上げられており、手捏ねと機械延し・機械切りの技術が光ります。一口食べると、少しぬめり感のある喉越しの良さが広がり、つけ汁との相性も抜群です。
特筆すべきは、極太のそばです。幅、厚みともに均一サイズで、もぐもぐとした食感と噛み心地がたまりません。つゆはまろやかで、最後まで熱々のまま楽しめます。冷た過ぎない〆洗いや緩い水切りが施されたそばは、温蕎麦や冷やしぶっかけとしてもその魅力を存分に発揮している感じです。
店内の雰囲気ト
一庵の店内は実にプレーンなビジュアルで、落ち着いた雰囲気が漂います。馴染みの客層も幅広く、地元の人々からビジネスマンまで、幅広い層に愛されています。
地元に愛される町蕎麦処
「そば処 一庵」は、帯広市で美味しいそばを楽しむなら外せない一店。鹿追産のそば粉を使用した香り高いそばと、心温まるサービスがあなたを待っています。ぜひ一度、訪れてみてください。食べるたびに「美味そう!そば食べたい」と思わせる一庵のそばで、至福のひと時をお過ごしください。
おすすめメニュー
「天ざる(海老天3尾、きす、野菜3)」は、1,700円(税込)で提供され、そばの風味と天ぷらのサクサク感が絶妙にマッチします。セットメニューも充実しており、常連客からも大人気です。
「そば処 一庵」は、帯広市で美味しいそばを楽しむなら外せない一店です。鹿追産のそば粉を使用した香り高いそばと、心温まるサービスがあなたを待っています。ぜひ一度、訪れてみてください。食べるたびに「美味そう!そば食べたい」と思わせる一庵のそばで、至福のひと時をお過ごしください。
【食べたメニュー】「天ざる(海老天3尾、きす、野菜3)」1,700円(税込)
information
■そば処 一庵
住所:〒080-0807 北海道帯広市東7条南6丁目7-1
電話:0155-21-6856
営業時間:ランチ11:00〜14:30(月〜金、土・日)、ディナー17:30〜19:30(月〜金、土)
蕎麦なくなり次第終了
定休日:不定休
駐車場:有
※本記事に掲載された情報は2024年5月2日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
⑯ そば処 一粒
帯広で味わう極上の二八蕎麦とサクサク天ぷらの妙味
帯広市の東側に位置する「そば処 一庵」は、地元民やビジネスマンから愛される隠れた名店。手打ちそばの技術と地元産の素材を駆使し、訪れる人々に絶品のそばを提供しています。
帯広で人気を博す「そば処 一粒」は、地元の食通が足しげく通う実力派の蕎麦店です。親しみやすい雰囲気と本格的な味わいで、多くの人々の支持を集めています。お店の前には広めの駐車スペースがあり、休日には多くの車が並ぶ様子からもその人気ぶりが伺えます。奥には製麺室があり、店内からは蕎麦にかける店主の情熱が伝わります。
店内はカウンター席やテーブル席、小上がりなどがあり、広々とした作り。テレビのある店内はBGMもなく、落ち着いて蕎麦を楽しめる空間が広がっています。この日いただいたのは、「天丼そばセットせいろ」(1,500円)。迫力ある天丼と、淡い黄灰色でツヤツヤした蕎麦の見た目に期待が膨らみます。
まずは天丼。茄子、ピーマン、かぼちゃ、エビ、白身魚、舞茸などの天ぷらが美しく盛り付けられ、サクッと揚がった衣が絶妙。濃いめのタレがかかった天ぷらは、香ばしくて一口ごとに旨味が広がり、天丼だけでも十分に満足できる一品です。
帯広の良質な水で作り上げた絶品の二八蕎麦
そして、鹿追産の玄そばを石臼で自家製粉し、手打ちで仕上げた二八蕎麦。少し太めで、並太寄りのしっかりとした麺線が特徴です。そばを手繰って口に運ぶと、程よいコシと弾力があり、噛むほどに蕎麦の甘みと旨味が広がるのが感じられます。繋ぎが入っているからこそ、独特の食感と喉越しが際立ち、さらに蕎麦粉本来の風味も豊かに感じられます。
つゆは、北海道仕様の中濃で鰹出汁がしっかりと効いたやや甘めの風味。ぶっかけスタイルでも、しっかりと蕎麦に絡んで喉越し良くいただけます。お好みで卓上の塩をかけて楽しむと、蕎麦そのものの味わいが一層際立ち、味わい深さに驚かされること間違いなしです。
「そば処 一粒」は、鹿追産そば粉の力強い香りと帯広の良質な水で作り上げた絶品の二八蕎麦が楽しめるお店。帯広のそばの奥深さを堪能できる一杯が、ここにあります。蕎麦好きにはたまらないこの名店で、ぜひその魅力に触れてみてください。
【食べたメニュー】「天丼そばセットせいろ」1,500円(税込)
information
■そば処 一粒
住所:〒080-0047 北海道帯広市西17条北2丁目15-8
電話:0155-21-6856
営業時間:11:00~15:00(蕎麦なくなり次第終了)
定休日:日
駐車場:有
※本記事に掲載された情報は2024年9月25日時点のものです。また、価格はすべて税込です。