帯広に新たなイベントが誕生!2023年6月4日、帯広市の中心市街地にある、全天候型アーケード「広小路」を舞台に、まさに「歩行者天国」となったマーケットイベントが初開催されました。老若男女が集まり、食べる楽しみ、買う喜び、遊ぶ興奮、そしてゆったりとした休日を満喫することができる、一期一会の特別なイベントとなりました。
帯広の新イベント「広小路マーケット」とは?
帯広の新イベント「広小路マーケット」は、2023年年6月4日(日)の午前11時から午後4時までの時間帯(広小路内を車両通行止め)で行われました。
主催は、帯広広小路商店街振興組合と帯広商工会議所。また、共催として帯広市が携わり、さらに帯広まちなか歩行者天国実行委員会の協力も受けました。地域の団結と連携によって実現されたこのイベントは、多くの人々にとって特別な思い出となりました。
食べるコーナーでは、十勝産のクレープや薬膳スープ、ラーメン、カレー、ハンバーガー、クレープ、道南産の手作りハンバーグ、士幌牛スパイスカレー、サワラコーヒー、そしてスイーツカフェなど、豊富なラインナップが魅力でした。地元の美味しい食材を活かした料理に舌鼓を打ちながら、訪れた人々は心地よい空気に包まれました。
買うコーナーでは、旅するスパイスクラフトキッチンや焼き菓子、新鮮な果物や花の苗、リネン・コットン製品、クラフトビールなど、魅力的な商品がずらりと並びました。お土産や自分へのご褒美に、心躍る一品を見つけることができたことでしょう。
遊ぶコーナーでは、ミニバックホーの乗車・操作体験や射的・おもちゃくじ、スノードーム&アクセサリー作り、移動図書館バス、ボディジュエリーアート、そしてバルーンアートなど、楽しいアクティビティが目白押し。子どもから大人まで、笑顔と興奮に包まれた時間を過ごすことができました。
また、体験コーナーでは、タイ古式マッサージや新築住宅の提案・相談会、陶芸体験ワークショップが開催。心身をリフレッシュし、新たな発見や学びを得ることができる、贅沢なひとときでした。
市街地活性化の起爆剤となる?
訪れた人たちの声
家族で参加した佐藤さん(45・仮名)「高校時代の広小路はお店もいっぱいあり、学校帰りに必ず寄る場所でした。あの頃を思い出しながら、自分の子どもが賑わいを感じられてうれしかった」
友達と訪れた田中さん(19・仮名)は「夏祭り以外で広小路にこんなに人が集まっているのをはじめてみました。親が『昔はいつも人で賑わっていた』とよく聞いていたので、こんな感じなのかなと想いました」
孫と一緒に参加した遠藤さん(65・仮名)「広小路は道路としても狭く、ちょっと危ないのでこのまま閉鎖して、こうしたイベントを常にやってほしいですね。そしたら孫や妻を連れて日常的に来れますから」
出展者のひとりは「月イチで開催されたら、まちなかの活性化に必ずつながるんではないでしょうか。商店街のお店とも相乗効果で盛り上がりたいです」
定期開催も?広小路マーケット盛況
広小路マーケットでは、さまざまな魅力的なイベントやブースが展開され、老若男女が一堂に会し、交流を深めている場面も!
中でも、星槎国際高校帯広学習センターの生徒が出店した、託児ブースがついている体験ゲームブースやコスプレで菓子を提供する「コンセプトカフェ」が人気で、多くの人で賑わっていました。他にも、多くのブースで行列ができ、中には30分待ちがでるほど。まさに大・だい・ダイ盛況となったようです!
はじめてのイベントでしたが、誰の目にも「盛況=成功」の二文字が浮かんだことでしょう。
地元の方々や訪れた方々の笑顔と活気に満ちた光景が広がり、この日の広小路商店街は生き生きと躍動していたことを誰もが感じたに違いありません。
この盛り上がりをきっかけに、定期開催されることになれば、広小路商店街が一層活性化し、地域の魅力を発信し続けることを期待しています。