日本の風物詩のひとつ花火大会は、老若男女の誰しもがワクワクするイベントですね。十勝帯広には、全国ニュースでも取り上げられ、花火大会ランキングで上位に食い込む「勝毎(かちまい)花火大会があります。
十勝帯広の夏のイベントといえば、七夕まつり、平原まつり、勝毎(かちまい)花火大会です。創刊100年を超える地元紙「十勝毎日新聞」を発行する、十勝毎日新聞社主催の花火大会は、北海道外からも多くの人が訪れる人気の花火大会です。
実は、北海道で最初の花火大会として1929年に第1回が開催。近年は、レーザー、特殊効果と音楽が織り成す魅惑の花火ショーとして人気は鰻登り。360°全方位カメラを使ったVR生中継など面白い企画など、毎年、新たな演出方法で多く人を魅了してきました。
そして、フィナーレの錦冠(にしきかむろ・花開いた後、下にゆっくり垂れる花火)の連発は勝毎花火の代名詞とも言われ、だれしもが驚く、光景を夜空に映し出します。
全国の花火大会ランキングで上位
2022年は、新型コロナの影響による中止から3年ぶりとなる「第70回勝毎花火大会」(十勝毎日新聞社主催)が8月13日午後7時半から、帯広市の十勝川河川敷特設会場で開かれました。
お盆休みの時期でもあり、数年ぶりに帰省した十勝出身者や観光客らは、久しぶりの花火大会に酔いしれました。
3年ぶりに家族とともに帰省した佐藤さん家族は「やっと十勝の夏の光景が復活しましたね。毎年全国版の花火大会ランキングに上位に入ったり、TBSの番組カウントダウンTVで紹介されるなど、東京でふるさと自慢するひとつのネタなんです。両親に孫を会わせることもでき、最高の思い出になりました」と興奮気味に話します。
編集子にとっては、10年ぶり以上の勝毎花火大会でした。当時とは比べ物にならない圧巻の演出と夜空を埋め尽くす大輪の花にただただ、魅了されました。
今年は新型コロナの感染防止対策を徹底。有料観客席のみとし、入場人数も大幅に制限。チケット購入者らは、ゆったりしながら観覧できる新スタイルに共感を得たようです。
高校の同級生4人で訪れた大学生らは「十勝を離れて3年。みんなで帰省して集まり、こんな広い場所にゆったり座りながら観れてよかったです。昔は混雑するのが当たり前だったので驚きました」と新スタイルにご満悦。
今年のテーマは「トキハナツ」。地元のラジオ局のDJが司会を務めて、カウントダウンとともに6部構成の花火ショーがスタート。「音楽と連動した迫力ある花火を照明やレーザーがもり立て、今年新たに会場11カ所に設置したLED(発光ダイオード)パネルの映像が華やかな演出に一役買った」(地元紙記事が抜粋)
3年ぶりの開催となった今年は帯広市開拓140年でもあり、記念にちなんだ花火も打ち上げられました。そして、最後は名物「錦冠(にしきかむろ)」の乱れ打ちで壮大なフィナーレを迎えました。。
今年は有料席のみということで、YouTubeライブでも生中継。最大同時接続数3万36803人、視聴回数26万1867人に上ったそうです(主催者公表)。
十勝帯広を訪れるなら、花火大会ランキング上位に食い込む、勝毎花火大会の時期に訪れてはいかがでしょうか。勝毎花火大会は毎年8月13日開催です。
【INFORMATION】
勝毎(かちまい)花火大会/h6>
住所 十勝川河川敷特設会場
打上日時 8月13日 / 19:30~21:30
公式サイト ※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
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