こんにちは、札幌でアートディレクターをしている十勝出身の西島です。とかちスイーツクラブを主催して十勝スイーツの推し活動をしています!お菓子は食べるのも作るのも大好きです。みなさんお菓子のことをどれだけご存じでしょうか?お菓子にまつわるお話を紹介します。4回目のテーマは「5月のお菓子」です。
今週は「5月のお菓子」です。
5月と言えば5月5日の男の子の成長を願う端午の節句がありますね。この時期に食べられるお菓子といえば「かしわ餅」と「ちまき」が有名です。実は関東では「かしわ餅」、関西では「ちまき」を食べる傾向がありました。
端午の日に「かしわ餅」を食べる習慣は日本独自のもので江戸で生まれました。柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「子供が生まれるまで親は死なない」「跡継ぎが途絶えない」として、子孫繁栄の縁起物とされ参勤交代で日本全国に行き渡ったと考えられています。
一方「ちまき」は中国で5月5日に「ちまき」を作って災いを避ける風習ができ、端午の節句行事とともに日本に伝わり、関西地方では柏の木が育ちにくかったことや伝統を重んじる上方文化が息づいていることから「ちまき」を食べる傾向が定着したようです。
北海道では昔から端午の節句の際に「べこ餅」を食べる習慣があります。主に茶色と白の2色の木の葉の形が特徴的な郷土菓子です。茶色の生地は黒糖を混ぜ合わせてつくり、白い生地は上白糖を混ぜてつくります。発祥については諸説ありますが山形県の郷土菓子の「くじら餅」が北海道で独自に進化したとされる説があります。道南地方の1部では「べこ餅」を「くじら餅」と呼ぶ地域もあるそうです。
今年の端午の節句、あなたは何を召し上がりますか?
【とかちスイーツクラブの推しスイーツ Vol.04】
柳月スイートピア・ガーデン店「かしわ餅(こしあん、みそあん)
Information
柳月スイートピア・ガーデン店
音更町なつぞら1番地1
TEL 0155-32-3366
休業日 喫茶は1月1日のみ
夏期営業時間
店舗/午前9時から午後6時まで
喫茶/午前9時から午後5時まで
冬期営業時間
店舗/午前9時から午後5時まで
喫茶/午前9時から午後4時半まで
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