圧倒的におもしろいメディアが十勝を救う

CATEGORY

最新記事

TAG

タグリスト

帯広で映画を観た!シネマ de 十勝 映画『猿の惑星/キングダム』〜腐女子の“迷い”道案内_Vol.10

帯広で映画を観た!シネマ de 十勝は、帯広で働く腐女子。「総統」と呼ばれた女子が、身の回りの幸せ(美味しいご飯・趣味・脳内妄想など)で足るを知る小市民として、十勝の観光文化検定(とかち検定)上級合格の実力を発揮しつつ、帯広・十勝の話をしつつ、映画を語るコラムです。

前回のコラム「帯広で映画を観た!」はコチラ

ただしイケメンに限る!

「自分の中に、これほどの差別意識が……」と思い出させてくれた作品でした。

私、人の顔の区別がつかない上、顔と名前がなかなか覚えられない人間です。

(宣言しておかないと自分も相手も戸惑うことになるため、隠していないどころか公言して憚らない)

それなのに、ヴィゴ・モーテンセンとマッツ・ミケルセンの名前は分かるし区別はつくんです!

ゲイリー・オールドマンとコリン・ファースも見分けられるし、『プラトーン』に端役で出ていたジョニー・デップが画面を横切るだけでも「あ、これジョニー・デップだ」と分かったんです!

そうなのです。本当のところ、決して覚えられなかったり顔の見分けがつかないわけではない。

「ただしイケメンに限る」だったのです!!!

 

そんな顔面差別主義者に、より興味や関心の薄い猿の見分けがつくはずもなく。

『猿の惑星/キングダム』、完敗でした……。

冒頭からもう、主人公チーム3人(?)中、女の子が1人(?)という構成でも厳しかった――。

誰が誰やら分からないと、どんなにいい話だろうと物語に入りこむのは難しいわけで。

「なぜ区別がつくと過信した!?」
「行く前に気づけよ!?」と己の不明を恥じました。

その前にゴジラパイセン目当てで見た『ゴジラ×コング』が、ほぼ無言劇でもエンタメとして良すぎたんです……。

それで大丈夫だったがために「また猿の話でも、いけそうな気がする」と勘違いしてしまったのが敗因だと思われます。

誰が誰やら理解できずに『猿の惑星』シリーズを見るのは、「ジェダイ/フォースって何よ?」レベルの人が、いきなり『スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』に迷い込んだようなものかもしれません……。

ただ映像は美しいんです!(ほとんど猿ですが)

この世界観も、好きな人はだいぶ好きだろうというのも分かるんです!!

映画『猿の惑星/キングダム』

自分の問題で話を追うのに苦労した人間でも、「この作品は紹介する価値がある」と確信できるのは、圧倒的なVFX(視覚効果)。

「猿とか人外とか、もういいよ〜! 映像とかCGとか荒くてもいいから、イケメンを拝ませてほしいよ〜〜〜!!!」

などと、私くらい猿族への愛が足りていない人には、厳しい戦いが予想されますので退くも勇気かと思います。

『猿の惑星/キングダム』は『ゴジラ×コング』のような完全にエンターテインメントに振った作品ではなく、作品世界の独自の哲学や世界観を示すため、まま時間が割かれています。

現代社会批判というか、種の対立というテーマから繰り出される間接的な人種差別批判も、挟み込まれています。

そうした部分と、映像美&独自のSF世界観という点から、どことなく『アバター2』が思い起こされた作品でした。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が好きな人は、『猿の惑星/キングダム』好きなんじゃないかと思います。

私も『アバター』は、オタク君が「こういうのが好き!」と自分の癖をさらけ出しているのを見守りに行く会、という感覚で嫌いではないんです。

ただ続き物って、冗長と思った部分も次回作以降で必要な前振りかもしれず、それだけで判断しきれない難しさがあるので、作品評価としてはノーコメントとさせていただきます。

『猿の惑星/キングダム』も、続編がくることが濃厚なつくりで、これからの展開を見守りたいところです。

『ゴジラ -1.0』ではエンドロールの後、咆哮が流れゴジラが死んでいないことが強調されていました。

ゴジラは死んではいけない存在だし、その後の作品に続々出演しているので、これはネタバレにはならないはず

そんなふうに『猿の惑星/キングダム』も、あるキャラクターの咆哮(?)がエンドロールの後に流れます。

それすら私にとっては「誰か分からないけれど、続編に登場するんだろうなー」状態。

映像があっても見分けがついていないというのに、猿の鳴き声で区別がつこうはずがないのです!!(顔を覆う)

そんな「誰!?」状態でも、SNSを見ると「あれは○○だ」と言っている人達がいてすごいと思いました。

そんな人たちが言ってましたが「シーザー三部作を見ていると、より理解が深まる!」らしいです

猿と類人猿について

さて今回は『猿の惑星』ということで、安直におびひろ動物園の猿の話をします!

・ニホンザルのすむ「サル山」

・コモンリスザル・マンドリル・チンパンジーのいる「新サル舎」

 

と、現在は2つの展示場で霊長類(サル類)が見られる、おびひろ動物園。

「新サル舎」は室内と屋外の展示場が繋がっていて、天候等によって使い分けられています。

屋外で姿が見えないときは屋内の展示場に、屋内にいないときは屋外でその姿を見ることができます。

「新サル舎」の出入口自動ドアのガラス面に描かれたイラストは、開いた時に猿一家の距離が最も近づくデザインになっていました。

「サル山」のニホンザルは、帯広の姉妹都市・大分市との交流の証しでもあります。

世界的に見た霊長類の自然分布の最北限としては、国の天然記念物にも指定されている青森県・下北半島の「北限のサル」がいます。

しかし管理飼育とはいえ、九州・大分県の高崎山からやってきた猿たちが、更に北、北海道の過酷な環境に順応し暮らしているのはすごいことだと思います。

猿はMonkey、Apeは類人猿(中型・大型の霊長類)を示す英語でも、テナガザルは類人猿、マンドリルは類人猿ではなく猿……と、詳しくない人間にはちょっとよく分からない話になっていて混乱します。

ということは、おびひろ動物園で現在飼育されている類人猿は、チンパンジーのみ。

また『猿の惑星 Planet of the Apes』シリーズは必然的に、類人猿たるチンパンジー、ゴリラ、ボノボ、オランウータン類にフォーカスの当たる物語ということになりましょう。

今回『猿の惑星/キングダム』の賢者役はオランウータンで、悪役はゴリラかと思ったらボノボだったそうです。

(「分かるかあっ!!??」という気持ちでいっぱいです……)

帯広動物園について

おびひろ動物園は近年、紅葉に埋もれるたぬきの写真・動画がSNSでバズり、投稿するたびに人気を博すキラーコンテンツとなりましたが、それに先駆けること半世紀余、全国区で有名になったチンパンジーがいました。

冬は学校グラウンドなどに陸リンクが造られる十勝地方です。

そうしたリンクが身近な環境のため、スピードスケートの五輪選手を数多く輩出してきました。

それに留まらず「日本で初めてアイススケートを滑ったサル」チンパンジーのターボ(オス)も輩出しています。

賢く、多くの芸を覚えたうちの一つがスケート滑走だったそうで、1966年の全日本学生氷上選手権(帯広市)でも、手を引かれながらスケーティングを披露しました。(単独で滑る姿も写真に残っています)

その年の全日本学生氷上選手権フィギュア競技・男子シングルの優勝者は小塚嗣彦選手。

小塚崇彦さんのお父さんは、もしかしたらターボ君と出会って、その滑走を見ていたかもしれません。

さて、ここからは私も記憶が朧げな部分ですが、古い十勝民なら記憶にあるかもしれません。

かつてゾウ舎の横、今は空になっている檻に、何か霊長類がいた(多分チンパンジー?)ことを――。

檻という制約をものともしない飛距離とアグレッシブさで人間どもを翻弄した、あの唾を吐くチンパンジー(推定)。

時々知らなかったり、油断したり、ぼーっとした人が唾をかけられていましたが、人間との熾烈な戦いが繰り広げられていたものです。

あれは賢く多才と謳われたターボ君(2001年没)だったのか、それとも別のApeだったのか……。

そうであってほしくないような気持ちと、「確かに、油断させておいて唾を吐きかけることにかけて、奴はクレバーだった」という気持ちハーフ&ハーフです。

誰かに聞いたら分かりそうな話でも、何となく確かめるのが怖くて放置している話でした。









十勝の会社と人材を結ぶ
求人Webメディア「TCRU」

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
三崎 裕美子

三崎 裕美子

腐女子 / 総統

1980年生まれ。北海道帯広市出身|釧路→新橋のサラリーマン(港区女子)→などを経て基本帯広で働く腐女子。「総統」と呼ばれた女。しかしてその実体は、身の回りの幸せ(美味しいご飯・趣味・脳内妄想など)で足るを知る小市民。十勝の観光文化検定(とかち検定)上級合格。同年生まれのハリー・ポッター氏が通うホグワーツ・スリザリン寮に組み分けされたかったゲラート・グリンデルバルド信奉者。

  1. 帯広で映画を観た!シネマ de 十勝 映画『ウマ娘 プリティダービー 新時代の扉』〜腐女子の“迷い”道案内_Vol.13

  2. 帯広で映画を観た!シネマ de 十勝 映画『マッドマックス:フュリオサ』〜腐女子の“迷い”道案内_Vol.12

  3. 帯広で映画を観た!シネマ de 十勝 映画『帰ってきた あぶない刑事(デカ)』〜腐女子の“迷い”道案内_Vol.11

  4. 帯広で映画を観た!シネマ de 十勝 映画『猿の惑星/キングダム』〜腐女子の“迷い”道案内_Vol.10

  5. 帯広で映画を観た!シネマ de 十勝 映画『オーメン:ザ・ファースト』〜腐女子の“迷い”道案内_Vol.09

  6. 釧路で映画を観た!シネマ de 十勝 映画『カラオケ行こ!』〜腐女子の“迷い”道案内_Vol.08

スマヒロ最新記事

タグ一覧

  1. ChatGPT
  2. closet
  3. color
  4. cordinate
  5. craft
  6. Discover hokkaido
  7. dream
  8. eスポーツ
  9. fashion
  10. ise festival
  11. Lake of the Sky
  12. natural
  13. NEW OPEN
  14. Project Tokachi
  15. setup
  16. spring
  17. TCRU
  18. TIP
  19. tokachi obihiro winter hokkaido snow
  20. UIJターン
  21. waoje
  22. Webライター
  23. winter festival Hokkaido
  24. working
  25. アグリフードサミット
  26. アドベンチャートラベル
  27. アルコール
  28. アンガーマネジメント
  29. あんこ
  30. イノベーションプログラム
  31. イベント
  32. イベント 芽室 マルシェ
  33. インキュベーションセンター
  34. インターンシップ
  35. インタビュー
  36. インデアンカレー
  37. インバウンド
  38. おにぎり
  39. おびひろ氷まつり
  40. お店 量り売り オーガニック
  41. カーリング
  42. ガストロノミー
  43. ガストロノミーツーリズム
  44. からあげグランプリ
  45. カレー専門店
  46. カレー屋さん
  47. キャンプ
  48. クラウドファンディング
  49. グランピング
  50. クランベリー
  51. クリエイター
  52. ケサディーヤ
  53. コーディネート
  54. コスプレ
  55. ごみ収集作業員
  56. ゴミ収集求人
  57. コラム
  58. サウナ
  59. サウナー
  60. サウナおすすめ
  61. ジンギスカン
  62. スーツ
  63. スイーツ
  64. セミナー
  65. ソフトクリーム
  66. ソフトクリームラリー
  67. たかまん
  68. タコス
  69. ティクル
  70. デザイナー
  71. とかちイノベーションプログラム
  72. とかちの講師ガイド
  73. とかちむら
  74. ドレンチェリー
  75. とんかつ専門店
  76. バーガーキング
  77. パラレルキャリア
  78. ビアガーデン
  79. ピラティス
  80. ファーマーズマーケット
  81. ふく井ホテル
  82. プチ移住
  83. ブックカフェ
  84. フライフィッシング
  85. ふるさと納税
  86. ますやパン
  87. モール温泉
  88. モルック
  89. やりたいこと
  90. ラーメン
  91. ライター
  92. リキュール
  93. ワークスタイル
  94. ワインショップ
  95. 上士幌町
  96. 中札内村
  97. 人材紹介
  98. 依田勉三
  99. 保護猫譲渡会
  100. 六花亭
  101. 初詣
  102. 北海道グランピング
  103. 北海道サウナ
  104. 北海道温泉
  105. 北海道移住
  106. 北海道観光
  107. 北海道観光おすすめ
  108. 北海道農業
  109. 北海道開拓の歴史
  110. 十勝
  111. 十勝イベント
  112. 十勝ドリームマップ
  113. 十勝の仕事
  114. 十勝バス
  115. 十勝ヒルズ
  116. 十勝牛
  117. 十勝産小麦
  118. 十勝産小麦100%
  119. 十勝石
  120. 因幡はねる
  121. 国産小麦
  122. 国際農業機械展
  123. 地域活性
  124. 地方創生
  125. 地方移住
  126. 地方起業
  127. 坦々麺
  128. 大樹町
  129. 天然素材
  130. 天空の湖
  131. 女性活躍
  132. 宇宙港
  133. 小麦粉
  134. 山忠祭
  135. 工業団地
  136. 帯広
  137. 帯広イベント
  138. 帯広おにぎり
  139. 帯広カフェ
  140. 帯広グルメ
  141. 帯広コーヒー
  142. 帯広サウナ
  143. 帯広スイーツ
  144. 帯広ドーナツ
  145. 帯広ニュース
  146. 帯広パスタ
  147. 帯広ハンバーガー
  148. 帯広パン屋さん
  149. 帯広ピラティス
  150. 帯広ラーメン
  151. 帯広ランチ
  152. 帯広三大祭り
  153. 帯広喫茶店
  154. 帯広寿司
  155. 帯広市
  156. 帯広整体
  157. 帯広映画
  158. 帯広求人
  159. 帯広牛
  160. 帯広神社
  161. 帯広蕎麦
  162. 帯広藤丸
  163. 帯広豚丼
  164. 広小路マーケット
  165. 断捨離
  166. 映像作家
  167. 書評
  168. 柳月
  169. 森保一監督
  170. 母の日2024
  171. 水難
  172. 求人
  173. 洋服
  174. 流行色
  175. 海外進出
  176. 満寿屋商店
  177. 熱気球
  178. 父の日
  179. 牛とろフレーク
  180. 牛乳
  181. 物流拠点
  182. 田舎暮らし
  183. 男性育休
  184. 登録支援機関
  185. 白樺樹液
  186. 移住体験コラム
  187. 移住体験住宅
  188. 経済界
  189. 経済界大賞
  190. 育児休業
  191. 舞いあがれ
  192. 花火大会
  193. 芽室町
  194. 葬式饅頭
  195. 蕎麦
  196. 蕎麦屋
  197. 藤丸閉店
  198. 街頭テレビ
  199. 街頭放送
  200. 豊西牛
  201. 豊頃町
  202. 豚丼
  203. 豚丼レシピ
  204. 豚丼帯広
  205. 輸出セミナー
  206. 農場ピクニック
  207. 農業十勝
  208. 農業産出額
  209. 近くの蕎麦屋さん
  210. 逢坂芳郎
  211. 酪農
  212. 障がい者福祉施設
  213. 音更町
  214. 高橋まんじゅう屋
  215. 鹿追町
  216. 麦音
  217. 黒曜石

記事ランキング

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

ページトップヘ

イベントや商品・サービスを取材します。

スマヒロでは十勝のヒト・モノ・コトを取材・掲載します。イベント、サービスや商品についてお気軽にご相談ください。
取材を希望する