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【書評】本の虫 小川の本棚 「日本の革新者たち 100人の未来創造と地方創生への挑戦」presented by Book cafe & bar Sen 013

作品名:日本の革新者たち 100人の未来創造と地方創生への挑戦
著者:齊藤義明(野村総合研究所)
出版社:BNN

地方創生プロジェクトから生まれる新たなイノベーションの火付け役

野村総合研究所に勤め、さまざまな〝イノベーション〟を見届けてきた齊藤さん。

その齊藤さんが関わってきた〝革新者〟たちのノウハウをギューーーーっと詰め込んだこの本は、圧力鍋で煮込んだカレーのように時短なのに濃厚。めちゃくちゃお得感満載。

自分の常識を破壊してくれるとともに、自分の中の常識外も〝常識の枠〟に納まっていることに気がつかされます。

異端と言われ続けてきた私でさえ、まだまだ常人でした。笑

それだけ〝変態〟の事例が多く、強烈で猛烈な学びとなること間違いなし。

いい意味での変態養成講座機能を兼ね備えた1冊です。

常識ってなんなんでしょうね!?
アインシュタインは「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションでしかない」と言ってますね!

新しい自分になりたい人は必読!!

いろいろな人の意見を吸収し、かつ硬くならずにいつも柔らかい。

そんな脳みそを持つことができれば、もっともっと〝イノベーション〟を巻き起こせたのではないか?こんな感想を胸に抱きました。
はい。無いものねだりです。

この本の中の事例として登場するNPO法人Ubdobe(ウブドベ)の代表、岡勇樹さん。彼は私と同じ〝福祉事業〟を営んでいるのですが、彼の事例には度肝を抜かれた。

もうね、河童に尻子玉を抜かれた感じ。

今までの自分は〝福祉×◯◯〟で面白いものを生み出そうとしていましたが、岡さんの考えは〝◯◯×福祉〟

そうなんです。主語は反対なのです。

主語を福祉にすると、どうしても福祉の人しか集まらない。だけど主語を別なことにすると今まで福祉に興味のなかった人にアプローチできる。

単純なんだけど、思いつかなかった発想をいただくことができました。
ごっつあんです!

これからはひと皮剥けた新しい〝小川〟をご覧いただけることと思います。
楽しみにしていてください!

読むだけじゃダメ!読んで行動するのが〝革新者〟

全国の25歳以上の読書人口は3613万人。25歳以上人口でいうと36.51%だそうです。

さらに読書後になんらかの行動をする人はどれくらいか?正式な数は把握していませんが、5%にも満たないのだと私は思います。そしてその5%の人の中のさらに数%の人が〝革新者〟になれるのではないでしょうか?

福祉業界のナポレオン革命を目指す私の心を打ち抜くワードも満載で、私自信もすぐに行動にうつそうと思っています。

Let’sらGo!

「業界を変える力は、その業界とは全く異なる世界の経験やセンスからもたらされるのかもしれない」

この言葉を胸に刻み、これからもガンガン攻めていきたいと思います。

これからの活動に期待しています!
まずは自分が一番楽しんじゃう!その中にイノベーションがある気がします。

これからの人生をワクワクさせてくれるスパイス。
その要素も持ち兼ねるこの本は、ビジネスマン必読の本となっております。

Profile

小川 洋輝 | ブックカフェ「Sen」オーナー
1985年、北海道幕別町出身。高校を卒業後、福祉施設にて勤務。知的障がい者の入所施設や就労支援施設、障がい児の通所施設の経験を経て一般社団法人青鳥舎を設立。 障がい者の親が安心して死ねる社会を創るために 障がい者雇用のコンサルテーションや障がい福祉サービス事業所のコンサルテーションを行う。2015年10月より自ら障がい児の通所施設を開設。障がい福祉や子育て関連の専門書などが並ぶブックカフェ「Sen(せん)」は2022年4月オープン。23年、絵本『やっちゃれ ほっちゃれ もっきっきー!』(みらいパブリッシング)か出版。毎週金にスマヒロで書評を担当













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