Sweets na TOKACHI -「ドレンチェリー」- クランベリー白樺通り店「シァンルル」Vol.15

2023.07.12
2023.09.13

こんにちは、札幌でアートディレクターをしている十勝出身の西島です。とかちスイーツクラブを主催して十勝スイーツの推し活動をしています！お菓子は食べるのも作るのも大好きです。みなさんお菓子のことをどれだけご存じでしょうか？お菓子にまつわるお話を紹介します。15回目のテーマは「ドレンチェリー」です。前回のコラムは以下

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今週は「ドレンチェリー」です。
【とかちスイーツクラブの推しスイーツ Vol.15】

今週は「ドレンチェリー」です。

「ドレンチェリー」と聞いてなんのことか分かりますか？直ぐに分かる人はお菓子作りをされる方かと思います。赤色や緑色のさくらんぼを砂糖漬けにした、ケーキやクッキーなどのお菓子の中に混ぜられている「あれ」です。「ドレンチェリー」って名前があるんですよ。

今回はちょっと昭和レトロな感じの「ドレンチェリー」についてご紹介します。

ドレンチェリーはさくらんぼを大量の砂糖と混ぜて煮詰め、中の水分を出した後に着色料で色づけされた加工食品です。

あの鮮やかな赤や緑は自然なさくらんぼの色では無く、着色料によるものでした。見た目は鮮やかで、少しべたつき感のある手触りと食感が特徴です。

味の方は大量の砂糖と混ぜて煮詰めるので、当然甘いです。そのためドレンチェリーはそのまま食べるものではなくお菓子に混ぜて食材の1つとして使われるようです。

実はドレンチェリーは手作りすることができちゃいます。

作り方ですが、用意したさくらんぼを綺麗に流水で洗い、種を取りましょう。種取り器があれば見た目が綺麗なドレンチェリーを作ることが出来るのですが、無い場合は太めのストローや蟹用フォークなどで代用することができますよ。種を取り除いたら、鍋の中に砂糖150g、水100ccとさくらんぼを加えて弱火で10分程度煮詰めます。

粗熱を取ったら大きめの入れ物に移し替えて、そのまま1晩冷蔵庫で寝かせましょう。

一晩寝かせたらシロップのみを鍋に移し替え、50gの砂糖を加えてシロップを煮詰め、熱いままさくらんぼに注ぎましょう。

そして粗熱が取れたら冷蔵庫で一晩保管することを6日繰り返すと7日目あたりでさくらんぼが透き通っているのが確認できます。

8日目にザルを使ってさくらんぼとシロップを分け、シロップがしっかり切れたら天板にオーブンシートを敷き110℃の余熱なしのオーブンで30分乾燥させます。さくらんぼが乾燥しきったら出来上がりです。

いかがでしょうか？

なかなかの手間のかかる作業ですが手作りドレンチェリーを使ってのお菓子作り、とても特別な感じがしますね。是非挑戦してみてください。

【とかちスイーツクラブの推しスイーツ Vol.15】

クランベリー　白樺通り店「シァンルル」

十勝産小麦を使用した素朴な味わいのクッキー「シァンルル」。創業当初から親しまれるロングセラー商品です。チーズ、レーズン、チェリーの3種類があり、3種類ともサクサクで後を引くおいしさです！どれを買おうか迷いそうな時は個包装がおすすめ。個包装は3種類の全て入って12枚入りです。全種類食べてみたい時やお土産で配るには便利ですね。こちらも通販でも購入可能です。180g入り420円、12枚入り650円